知泉的:語源&由来辞典
ごり押し
・強引に自分の考えなどを押し通すこと。

【語源&由来】
川魚の「鮴(ごり)」を捕らえる方法で、浅い川底にムシロを敷いて、そこに鮴を追い込んでムシロごと引き上げて一気に捕らえることを「鮴押し(ごりおし)」と呼んだ。
その様子がとても強引だったことから、強引なことを呼んだ。
別の説で「五里(ごり)」という距離に由来する説で、このぐらいの距離なら一気に無理をして進む事が出来るということから。ただし一般的な語源では無い。


【メモ】
☆往年の刑事ドラマ『太陽にほえろ!』のいぶし銀刑事「ゴリさん」の名前はいかつい顔つきから「ゴリラ」が元になっていると思われていたが、強引な捜査などから「ごり押しのゴリさん」に由来する。
☆ゴリさんを演じていた俳優の竜雷太はその後、別の刑事ドラマ『ケイゾク』に出演した時に「昔はゴリ押しのゴリさんなんて呼ばれた事もある」とネタにしていた。

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【関連項目】







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