知泉的:語源&由来辞典
こうおつ(甲乙)
・優劣の意味。「甲乙付けがたい」として使われる。

【語源&由来】
中国で400年前後に書かれた『後漢書』に「設 甲乙之科(甲乙の科を設く)」との文章があり、布達の文字で優劣を意味することになっている。

【メモ】
甲乙はもともと古代中国で考案された「十干(じっかん)」と呼ばれる物の順番を表す10の文字から出て来たもので、「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)」となっている。その内の上位2つが「甲乙」。
戦前の通信簿などの成績で5段階評価は「甲・乙・丙・丁・戊」で書かれていた。

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【関連項目】





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