【語源&由来】
魚市場などでは痛みやすい鯖(さば)は早口で数えて箱などに投げ入れ、実際の数字と違っていることが多いことから、数字が合っていないことを意味することとなった。
この説でほぼ決着がついているが他の説もある。
(2)上記の説とほぼ同じだが、市場では常に早口で小魚を数えるが、その数え方を「魚市読み(いさばよみ)」と呼んだことからという説。
(3)背開きにして塩漬けにした「刺鯖(さしさば)」を数える時に、二尾を重ねて一尾と数えたことから、数が実数と合わないからという説。
(4)サバとは魚のことではなく「生飯(さば)」の意味で、寿司屋で寿司を握るたびに手元に飯粒で印を付けて数を数えていたが、勘定の時に実際より多くの数を請求したことからという説。
|