知泉的:語源&由来辞典
スケート(skate)
・氷上を滑走する競技。
・スピードを競う競技と、ダンスを競う競技に大きく分けられる。

【語源&由来】
オランダ語で竹馬を意味する『schaats』に由来する。
ただし、低地ドイツ語で臑(スネ)や脚を意味する『schake』が由来だとする説もある。

【メモ】
☆日本でのスケートのもっとも早い記録は、江戸中期1792年にラクスマンを代表とするロシアの遣日使節団が貿易交渉で根室を訪れた際に、解答を待つまでの間、スケートをして遊んでいたとされる。日本人、松前藩の武士が一緒に滑ったかは不明。
☆明治9年に横浜に日本初のアイススケートリンクがオープンしているが、この時点でその場所の呼び名は「氷すべり場」。しかしここは外国人向けの場で日本人が滑ったかどうかは不明。
☆確実に日本人がスケートをした記録は明治10年に札幌農学校でアメリカ人教師・ブルックスが伝えた物で、生徒達は草履の裏に竹で作った刃をつけて滑ったという。
☆日本でスケートが始まった明治時代初期、革で出来たスケート靴が高いという事で、日本ではゲタに刃をつけた下駄スケートが使われていた。その下駄スケートにもちゃんとフィギュア用、スピード用と区別があった。

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【関連項目】







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