【語源&由来】
中国名の「象(ゾウ/ザウ/ショウ)」に由来。
古名では「象(きさ)」というが、これは牙に木目の筋があったことから木目という意味の「[木雲](きさ)」と呼ばれていた。(正倉院の時代に象牙のみが渡来している)
地名として吉野に喜佐谷があるが、古くは「[木雲]谷」」。※[木雲]で1文字。
それとは別に中国では古く『象』という漢字が考案されています。この『象』という漢字はゾウの体型が元になって出来た象形文字。
そしてゾウはとにかく体が大きくて目立つことから、『象』という漢字は姿や形という意味合いがついた。
中国での『象』の読みはザウ・ショウで、漢字としては日本でも「ゾウ・ショウ」と読まれていた。
江戸時代、動物のゾウに関しては『象(さき)』という呼び方も多く見られるが、明治時代以降に「ゾウ」という読み方が一般的になっていく。
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