知泉的:語源&由来辞典
ターキー(turkey)
・七面鳥の英語名。 ・ボーリングでストライクを3回連続で出す事。

【語源&由来】
トルコを意味する英語だが、七面鳥の原産地はトルコではなくアメリカ大陸。
本来、七面鳥は原産地ではインディオに神聖な鳥とされ「パヴォ(pavo)」と呼ばれていたが、スペイン人がヨーロッパに持ち込み飼育されるようになっていく。
当時、ヨーロッパにはイスラム圏やアジア方面のものは中継地点トルコを経て入って来ることから、やたらとトルコの意味でターキー(turkry)の名を付けていたが、当時、日本でいうホロホロ鳥の事を「トルコのニワトリ(turkey cock)」と呼んでいた。
そして新大陸から持ちこまれた七面鳥がホロホロ鳥に似ていたことから、同じくturkey cockの名で呼ぶようになってしまう。
その後七面鳥とホロホロ鳥がまったく違う鳥だと判明したが、すでに名前が定着していたということで、ターキーと呼ぶようになっていく。
ちなみに最初にターキーと名付けられたホロホロ鳥は現在英語では「ギニーファウル(Guinea fowl)」と呼んでいる。

【ボウリング】
ボウリングで3回連続ストライクでターキーと言われるのは
(1)ボウリング場が客寄せで「ストライク3連続で出したら七面鳥料理をプレゼント」とキャンペーンを張ったため。
(2)インディアンが一本の矢で三羽の七面鳥を射止めたことから「これはボウリングで3連続ストライクを出すのに匹敵する」と言ったことから。
(3)ストライクのマークが3つ並ぶと七面鳥が羽根を広げたように見えるから。
と諸説あるが、(1)がもっとも有力な説。

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【関連項目】







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