【語源&由来】
現在は余所の地へ一時的出掛けて帰ってくることを旅というが、かつては住居を離れることをすべて「たび」と言っていた。
諸説あり特定されていない。
(1)「たどる日」めざす方向へすすむ日。
(2)「外辺(たび)」家の外へ出掛ける。
(3)「発日(たつび)」家から発っしていく。
(4)「他日(たび)」他の土地で過ごす。
(5)「外日(とび)」外の土地で過ごす。
(6)「飛(とび)」他の地へ飛び立つ。
(7)「他火(たび)」他の家で調理したものを食す。
(8)「給(たべ)」出先で食物を与えられる。
他にも諸説あるが、どれも明確に記録に残されていないほど古い言葉なので語源は不明。
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