【語源&由来】
語源は諸説あり
(1)神明宮という神社(栃木町/現・栃木市)の社殿の屋根に、二組の千木(ちぎ)と八本の鰹木(かつおぎ)があり、遠くから見えると十本に見えたので、神社周辺を「十千木(とおちぎ)」と呼ぶようになった。
(2)栃(トチノキ)が多く自生していた。
(3)第10代崇神天皇の皇子・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が、同じ名前の木の国(毛/栃木県)と木の国(紀/和歌山)を区別するため、遠く離れた木の国という意味で「遠津木(とおつき)」としたものが「トチギ」になった。
(4)栃木町(現・栃木市)を流れている巴波川が台風のたびに氾濫したので、浸食されたという意味で「千切れた」場所とされ、それに接頭語「ト」がついて「とちぎれ」となった。
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