知泉的:語源&由来辞典
トナカイ(馴鹿)
・シカ科の哺乳類。北極周辺のツンドラに分布。
・サンタクロースのソリを牽いていることでも有名。
・英語でカリブー(caribou)。

【語源&由来】
アイヌ語の「トゥナカイ(tunakkay)」「トゥナッカイ(tunaxkay)」に由来。
江戸時代後期の蘭学者・司馬江漢が著した随筆集『春波楼筆記(しゅんぱろうひっき)』には、間宮林蔵がカラフトを探検した話が描かれているが「唐太の地に、トナカヒと云ふ獣あり」と記されている。この頃にトナカイという名前がアイヌ経由で伝わったと思われる。

【メモ】
北欧などでは古くから飼育されており、漢字で書く『馴鹿』という表記は飼い馴らされたトナカイを意味している。そのままでは『馴鹿(じゅんろく)』。

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【関連項目】





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