知泉的:語源&由来辞典
ナイス(nice)
・素晴らしい。見事な。

【語源&由来】
ラテン語で「無知・愚か」を意味する「nescius」が由来。
16世紀に英語の「ナイス(nice)」になっているが、この辞典では「愚か」と意味する言葉だった。
これが、愚かなを意味する語から、細かい事ばかり気にする=面倒臭いヤツという意味が加わり、それがさらに細かい事を気にする=繊細=潔癖と意味が変化していき、最終的に潔癖な事は素晴らしいと意味が完全に逆転してしまったもの。

【メモ】
☆日本では「ナイス」は良いことの意味だけで使われるが、英語圏では今でも気難しいや面倒臭い部分も含んだ言葉として使われる。
繊細(ナイーブ)が英語圏では神経質でダメな人という意味があるのと同じ流れ。
☆意味が逆転するものでは「クール」が冷たいから「カッコイイ」に代わったケースや、日本語でも「ヤバイ」が「凄く良い」の意味になるようなケースがある。

あああ
  



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【関連項目】







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