【語源&由来】
女房というのは現在使われる「奥さん」と言う意味ではなく、宮中で働く女官の総称。
様々な言葉を関係者以外に悟られないように隠語にして会話をしていた。
多くあるパターンとして、それまであった言葉の一部に「お」をつけるパターンや、末尾に「もじ」をつけるパターンがある。
多くの言葉が使われなくなっていったが、極一部の言葉が現在にも生き残っている。
欠餅(かきもち)→かき→おかき
強飯(こわめし)→こわ→おこわ
杓子(しゃくし)→「しゃ」という文字→しゃもじ
饑い(ひだるい)→「ひ」という文字→ひもじい
|