知泉的:語源&由来辞典
ニート(neet)
・仕事をしない人。

【語源&由来】
1999年にイギリスの内閣府による労働政策の調査報告書で初めて用いられた用語。
「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を並べたもので、教育、雇用、職業訓練に参加していない者の意味。
日本でもその後、使われ始めたもの。

【メモ】
イギリスではニートを「16〜18歳の若者層」に限定し、さらに「離職中、求職中、出産・育児休暇中、ボランティア活動をしている者」すべて正業に就かず雇用関係にない者を呼んでいる。
日本では「15〜34歳の若年無業者」と幅を持たせて、さらに「働く意志がない者、学校に通学せず、独身で、収入を伴う仕事をしていない」という定義をしている。
厚生労働省によると「独身」という定義は主婦なども「勤めをしていない」ので該当してしまうことからの配慮だが、未婚女性で家事手伝いの女性はニートということになってしまう。
☆英語には似た単語として「ニート(neat)」があるが、こちらは逆の意味で「きちんとしている」「おしゃれでこざっぱりとしている」ということ。
1981年、資生堂の春のキャンペーンソングで松原みきの歌った「ニートな午後3時」というおしゃれな曲もある。

あああ
  
あああ
【関連項目】





前のページに戻るトップページへ