知泉的:語源&由来辞典
匂う(におう)
・よい香り(匂う)、悪い香り(臭う)。

【語源&由来】
本来、視覚を伴う意味の言葉で赤く映えるものを指す語。
目立つ赤を意味する「丹秀(にほ)」を動詞化したもので「丹(に)」は赤土を表し、「秀(ほ)」は抜きんでて目立つことを意味する。それに動詞化する「ふ」がついて「にほふ」となった。
『万葉集』の時代には「仁保布(にほふ)」と書かれている場合、視覚なのか嗅覚なのか判断に迷うこともある。
平安時代から視覚に使うことが多くなり、国字「匂」という漢字が当てられるようになっていく。

【メモ】


あああ
  

あああ
【関連項目】





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