知泉的:語源&由来辞典
にじ(虹)
・雨上がりに太陽と反対方向の空に現れる七色の帯。
【語源&由来】
語源は不明となっている。
ただし世界中で虹をヘビと関連付けており、日本の「虹(にじ)」もそれに関係しているのではと昔から考えられている。
『日本書紀』の中でも「川のほとりに虹の見ゆること、蛇(をろち)のごとくして」と書かれている。他に虹は大蛇が吐き出す息によって出来るものという考え方もあった。
琉球方言では、虹のことを「ノギ」「ノガ」「ノーギリ」と呼び、蛇のことを「ナギ」「ナギリ」「ナガ」と呼ぶ事から、この辺りに語源があるのではないかと考えられている。
【メモ】
漢字表記『虹』は中国でニジが大空を貫く大蛇と見立てたことから、ヘビを意味する虫篇の漢字となっている。
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【関連項目】
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