知泉的:語源&由来辞典
ニコチン(nicotine)
・タバコに含有されるアルカロイドの一つ。

【語源&由来】
フランスの外交官ジャン・ニコ(Jean Nicot)に由来。
1550年、ポルトガル大使だったジャン・ニコは、南アフリカから伝わったタバコが頭痛薬としての効果があると聞き、大使館の庭で栽培・研究をした。その結果、薬効を確認出来たことから外交官としての任務を終え、フランスに帰国する際にタバコを持ち帰る事とした。
フランスの王妃だったカトリーヌ・ド・メディシスが片頭痛に悩まされていたことから、ジャン・ニコは葉の粉末を献上して、頭痛薬としてタバコをフランス国内に広めた。
この事からタバコの学名にジャン・ニコの名から「ニコチアナ」と付けられている。
それから250年程経った、1809年にタバコに含まれる重要なアルカロイド成分が分離され。それに「ニコチン(ニコチアニン)」と命名された。

【メモ】


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知泉の雑学本

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