知泉的:語源&由来辞典
にんげん(人間)
・人。

【語源&由来】
仏教用語。
サンスクリット語(梵語)の『manusya』の漢訳語。
本来仏教の言葉では「間」とは一定の面積を持った空間を意味し「人間」とは人が住んでいる空間、世の中などを意味している言葉だった。
仏教世界で言う真の世界に対して「俗世間」という意味合いで使われ「人間(ジンカン)」と読まれていた。
仏教では十界(地獄界・餓鬼界・畜生界・阿修羅(あしゅら)界・人間界・天上界・声聞(しょうもん)界・縁覚(えんがく)界・菩薩界・仏界)を輪廻するとされており、この内の現世である自分たちが住む世界を「人間界」と言う。
これが日本に入って来た時に、その人間界に住んでいる人々(自分たち)をも『人間』と呼ぶようになった。


【メモ】


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