知泉的:語源&由来辞典
ネオン(neon)
・一般的にネオン管と言われる看板などに利用される光る管。ネオンサインの略。
・気体の不活性元素。

【語源&由来】
ギリシャ語で「新しい」という意味の「ネオス(neos)」に由来する。
1898年、イギリスの化学者ウィリアム・ラムゼー卿が、メンデレーエフの周期表には無い新しい元素があると推測し、そこから推測し希ガス元素の中からモリス・トラバースと共に発見した空気中に微量に存在する物質。
「ネオン(neon)」の名はラムゼーの息子がラテン語の「ノビュス(novus)」を変化させた「ノビューム(novumu)」を提案した。
しかしラムゼーはそれをヒントにして、ギリシャ語で「新しい」を意味する「ネオス(neos)」から作った語。

この気体をパリに住む医師のクロードが、ガラス管の中にネオンを入れて電流を流し込むとオレンジ色に発光する事を発見。さらに研究し、1910年、ネオンサインを作り出した。

【メモ】
香港は真夜中でもネオンサインの光に溢れています。
しかし実は香港のネオンサインはちらりとも明滅はしない。別に明滅する事が香港の住民の趣味に合わないというわけではありません。
現在、香港の空港は移動しましたが、かつては空港のすぐ近くに繁華街があったことから、ネオンサインを明滅させると航空法に触れてしまい、その「百万ドルの夜景」はまたたく事が出来名方のです。
現在は少しずつ点滅するネオンサインが増えてきています。(2005年)

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【関連項目】





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