知泉的:語源&由来辞典
ねぐら(塒)
・本来は鳥が眠る場所。

【語源&由来】
「ね」は寝る事を表す。
「くら」は「座(くら)」のことで一段高く設けられた場所を意味する。
江戸時代中期に国学者・谷川土清(ことすが)が書いた国語辞書『和訓栞(わくんのしおり)』では「鳥の寝座(ねぐら)の義なり」と説明されている。
「座(くら)」は単独では使われない語で「天磐座(あまのいはくら)」「高御座(たかみくら)」「胡座(あぐら)」などに使われ、それも平らな場所ではなく一段高い場所を表している。
※胡座に関しては→「胡座」の項を参照。
鳥の巣はすべて木の上にあるので(例外もあり)この言葉が作られたが、江戸時代に博徒などやさぐれた人々が自分の住む場所を称して使い始め家や宿など「戻る場所」の意味で使われ始めた。


【メモ】


あああ
  

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【関連項目】





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