【語源&由来】
語源は諸説ある
(1)文禄2年(1592年)頃に、武将・木村吉清(よしきよ)が信夫郡(しのぶぐん:現.福島市)5万石を与えられ、居城とした杉目城を福島城と改称している。ただし「福島」とした由来は不明。
(2)豊臣秀吉に信用されていた武将・蒲生氏郷(がもううじさと)は会津黒川城を本拠としており、杉目城をその支城としていた。その杉目城の名を縁起の良い名前「福島城」へと改称した。
(3)信夫郡(しのぶぐん)はかつて見渡す限りの湖で、その中に信夫山が位置していた。この山に吾妻降ろしが吹き付けていたので「風が吹く島」と呼ばれていた。その後、湖の水が涸れ人が住み始めた頃に「吹く」は縁起が悪いとして「福」の文字を使うようになった。
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