【語源&由来】
「フリー(flea)」は蚤(ノミ)のことで、もともとフランス語で蚤の市「(marche aux puces)」と呼ばれていたものを英語にしたもの。
元祖はフランスパリ郊外ラ・ポルト・ド-サン・クリニャンクールで開かれた中古品の露店市から始まったもので、古着など「ノミがいそうなボロい服」を揶揄して「蚤の市」と呼び始めた。
70年代までは日本でも「蚤の市」という言葉で開催される事が多かったが、1979年10月に大阪で『日本フリーマーケット協会』が設立され、英語の「フリーマーケット」が主流になった。
そのことからノミを意味する「フリー(flea)」ではなく、自由の「フリー(free)」と誤用される事が多くなっていく。
ただし誤用の「free market」は英語では経済用語として「自由市場(じゆうしじょう)」という別の意味になる。
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