【語源&由来】
「可愛い子、ぶる」が変化した「かわい子ぶりっ子」の後半部のみが残った語で、1980年初頭にアイドル歌手・松田聖子の代名詞として使われたことで広まった語。それ以前の「カマトト」に変わる言葉として使われる。
最初に公で使われた例として江口寿史の漫画『すすめ!!パイレーツ』の中で使ったものが最初とされる。
一時期は「漫画の中でアイドル石野真子に対して使われたのが最初」とされていたが、調査の結果「漫画の中に石野真子が登場するが、石野真子に対してはぶりっこと指摘していない」事が判明。その事を漫画に書いてTwitterにアップした処、江口寿史氏本人より「石野真子に対しては使っていない。漫画の中では1980年に当時アシスタントだったにしわきぐりんに使ったのが最初で、仲間内で1978年秋頃から使っていた言葉」との証言を頂きました。
漫画の中では最初に「優等生ぶりっこ」という言葉が登場し、その後「まじめっこぶりっこ」、そして「かわいこぶりっこ」という表現が登場している。その中の「かわいこぶりっこ」だけが言葉として生き残り、さらに「ぶりっこ」のみに変化した。
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