知泉的:語源&由来辞典
ほうたい(包帯)
・傷口など怪我をした箇所に巻く布。

【語源&由来】
オランダ語の『wendsel』の訳語として考案された和製の漢語。
「wend」はオランダ語で巻くという意味の「wenden」に由来し、「sel」は名詞にするための成分語。

【メモ】
江戸時代末、安政4年に医学書『改訂増補訳鍵』では「巻木綿(まきもめん)」と訳され、その後寛政10年に『蛮語箋』では「繃帯(まきもめん)」と記されている。この「繃帯」を音読みにして「ほうたい」という読みが誕生し、その後、易しい漢字で書いた「包帯」が一般的に使われるようになった。

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【関連項目】





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