知泉的:語源&由来辞典
マカダミアナッツ(macadamia nut)
・ヤマモガシ科の常緑樹の実。
・原産地はオーストラリアのクイーンズランド州だが、日本ではハワイ土産として有名。
・マカデミアナッツとも言われるがマカダミアの方が発音としては近い。

【語源&由来】
1850年代にドイツ出身(22歳でオーストラリアへ移住)の植物学者フェルディナント・フォン・ミュラーがこのナッツをヨーロッパに紹介した時に、友人の化学者ジョン・マカダムの名をラテン語風にして命名した。
オーストラリアの先住民族アボリジニはこの木の実を古くから好んで食していたので、ミュラーの発見ではない。

【メモ】
1892年にハワイ王国に持ち込まれ、初めての商業的栽培が始まったが、原種は甘味や脂肪分が乏しかったので品種改良がされ、20年後に商品化に成功している。
ハワイ政府がこのナッツをハワイの代表作物にするためにマカダミアナッツの免税措置をとったために、ハワイを代表する生産物となった。

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【関連項目】







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