知泉的:語源&由来辞典
ムササビ(むささび)
・ネズミ目リス科リス亜科ムササビ属のほ乳類。
・前後の足の間に被膜があり、それを使って木と木の間を滑空する。

【語源&由来】
体が小さいことから「身細(みささび)」に由来すると言われるが、まだ確証とはなっていない説。
(2)夜行性で暗闇の森で飛び回る姿から妖怪の一種と考えられ「ムジナ」と同様に「ムザ」に由来するという説。「同じ穴の狢(ムジナ)」で知られるムジナは現在アナグマのことと判明しているが、かつては得体の知れない存在として恐れられており「ムザ」は妖怪の一種を意味する言葉だったとされている。
「ムザ」で空を「飛ぶ」が変化して「むさとび」から「むささび」になったとも。
【メモ】
異名として「ノブスマ」があるが、これは飛んでいる姿が掛け布団のように見えるので、かつて掛け布団の意味を果たしていた「衾(ふすま)」から」「野にいる衾」の意味。
もうひとつ「バンドリ」とも呼ばれていたのは、夜の鳥という意味の「晩鳥」から。



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【関連項目】







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