【語源&由来】
古代、仏像の表面に金属を塗る際に、水銀と他の金属を混合して溶かしたものをアマルガム(amalgam)と呼びました。
この語はギリシャ語で軟らかい塊を意味する「マラグマ(malagma)」に語源があります。
メッキとは他の金属と混ぜて溶かしたアマルガムを対象物に塗りつけた後、加熱して水銀だけを蒸発させて混ぜた金属だけを表面に付着させる方法ですが、日本で仏像を作った時に「金」を使ったので「水銀を滅ぼし(消して)金だけ残す」ということから「滅金(めっきん)」と呼びました。
この「めっきん」が変化して「めっき」になったのです。
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