知泉的:語源&由来辞典
もうこはん(蒙古斑)
・アジア系黄色人種の乳幼児の臀部などに見られる薄青いあざ。

【語源&由来】
「蒙古(もうこ)」とは地名のモンゴルではなく黄色人種という意味の「モンゴロイド・モンゴル人種」の意味。
1885年にドイツの医師、エルヴィン・フォン・ベルツが黄色人種の特徴として幼児期にお尻にあざのようなものが見られるという特徴を「モンゴリアン・スポット(Mongolian Spot)」の名で発表したことにより、日本語訳で「蒙古斑」と名付けた。

【メモ】
☆エピソードとして、アジア系の夫婦が赤ちゃんを病院に連れて行って、尻にあざがあることから幼児虐待をしているとして訴えられたというものがよくあった。
☆江戸時代の日本では、蒙古斑が出来る理由は妊娠中の性交によって体内の赤ちゃんが内出血した跡だと考えられていた。

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【関連項目】





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