知泉的:語源&由来辞典
ヤカン
・銅やアルミなどで作った湯を沸かす道具。

【語源】
本来、薬を煮出すために使われた道具「薬鑵(やくくわん)」を意味する。「鑵(くわん)」は水を汲む器という意味がある。
「やくくわん」が変化し「やかん」となった。そのために漢字表記は当て字で「薬缶」。

【memo】
■ヤカンが現在のように「湯を沸かす道具」として使われた時期は不明だが、少なくとも1603年にイエスズ会が書いたポルトガル語での日本語辞書『日葡辞書』には「今は湯を沸かす、ある種の深鍋の意で用いられる」とあり、室町時代には現在と同様の意味になっていたと考えられる。

あああ
  



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【関連項目】







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