知泉的:語源&由来辞典
やこぜん(野狐禅)
・少し聞きかじっただけで知っているつもりになっている人。

【語源&由来】
仏教用語。
中国南宋時代の僧侶・無門慧開によって編纂された仏教書『無門関(むもんかん)』の中に出てくる低級なキツネの化け物の名前で、他に「野狐精(やこぜい)」「野狐身(やこしん)」「生禅(なまぜん)」とも言われる。
仏教の悟りを得たと独りよがりな説法をする妖狐を、同様に禅を取得したとして振る舞う浅はかな者、禅に似て非なるもの「邪禅(じゃぜん)」を指す言葉となった。

【メモ】


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【関連項目】





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