【語源&由来】
太古のフェニキア民族の故郷。前6世紀以降はシリアの一部になって、ローマ、サラセン、トルコなど時代によって他民族の支配を受けてきた地域。
20世紀になってアラブ世界の中で唯一のキリスト教徒の勢力が優勢な地域として、1944年に独立した。
その時にこの地域にある山脈の名前を国名にした。
その山脈は古くはラテン語で「白い山」を意味する「リバヌス・モンス(libanusmons)」だった。
その山の名がギリシャ語で「リバノス(Libanos)」。アラビア語で「リブナン(Libnan)」と変化していき、国名となったのは英語読みの「レバノン(Lebanon)」。
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