知泉的：語源＆由来辞典

ロコモコ（locomoco)

・ハワイ料理。ライスの上にハンバーグと目玉焼きを載せてグレイビーソースを掛けたもの。様々なバリエーションがあり、日本では丼状になったものもある。
1949年にハワイ島ヒロにあった小さなレストラン「リンカーングリル」で日系２世のナンシー・イノウエが、常連の少年たちの「サンドイッチみたいに安くてすぐ食べることが出来るメニューが欲しい」とのリクエストから考案したとされている。

【語源】
スペイン語で「イカれた奴」という意味の（loco）から来たと言われている。
考案されたレストランの常連の高校生の一人のニックネームが「クレイジー」だったことから、スペイン語を習っていた仲間が同じ意味の「loco」を、料理に付けたもの。
「moco」はスペイン語で「鼻くそ」、あるいはハワイ語で「入り乱れる、混ざる」という意味があるが、この場合は意味はなくリズムで定着したとされている。