知泉的:語源&由来辞典
狼狽(ろうばい)
・思いがけぬことが起こり、慌てふためくこと。

【語源&由来】
唐代の随筆『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』にある故事。
「狼」も「狽」も伝説上の野獣で、「狼」は後ろ足が極端に短く、「狽」は前足が極端に短い。そのために「狽」はいつも「狼」の後ろに乗るようにして一緒に行動をしている。しかし二匹は離れて単独になると上手に動けなくなってしまい、慌てふためきうろたえる事になる。そのために「狼狽」というのはその状態をさす言葉となったという。
これは昔からよく語られるお話。
しかし現在は、「狼狽」に関してはそれぞれに意味はなく「連綿語」と呼ばれる擬声擬態語なのではないかと考えられている。

【メモ】


あああ
  

あああ
【関連項目】





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