知泉的:語源&由来辞典
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山葵(わさび)
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・日本特産のアブラナ科多年草。
・根茎に特有の香気と辛味があって、香辛料として用いられる。
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【語源&由来】
諸説あるが、どれも鼻にツンと来る辛さを語源と考えている。
(1)「悪障疼(わるさわりひびく)」の略。
(2)「悪舌響(わるしたひびき)」の意味。
(3)「鼻迫(はなせめ)」の意味が転じた。
(4)鼻に走る辛みから「走る」の古語「わしる」と「実(び)」が転じた。
ただし、どの説も確定的ではなく有力とは思われていない。
(5)葉が葵に似ることから「早葵(わさあふひ)」の転とする説。
というものもある。
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【漢字】
奈良時代の地誌『播磨国風土記』には「山薑」でワサビと読ませている。
平安時代の本草書『本草和名』で「山葵」という表記が登場している。
つまり(5)の語源はありえない話となる。
あああ |
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【関連項目】
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