知泉的:語源&由来辞典
私(わたし・わたくし)
・自分自身のこと。一人称の人代名詞。

【語源&由来】
「われ・わが」などと同根の「わ」に関わる言葉だと思われているが、古くからある言葉なのでそれ以上は不明。

【メモ】
平安時代「わたくし」とは「公(おおやけ)」に対になる「個人」の意味で用いられており、室町時代以降になって一人称の代名詞として使われるようになった。
本来「わたくし」だが、これが「わたし」に変化したのは江戸時代頃で、主に女性が用いる語。
それが「あたし」になったのは明治以降だとされ、さらに東京下町・花柳界ではさらに崩し「あたい」が使われるようになっていく。

あああ
  



あああ
【関連項目】







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