知泉的:語源&由来辞典
わりかん(割り勘)
・費用を頭割りで等分にして払うこと。 ・とくに飲食店での支払いの時にいう事が多い。

【語源&由来】
「割り前勘定」の略語。
「前」は相当する分量や金額を表す接尾語で「分け前」「二人前」などの語にも見られる表現。「割り前」で割り当てられる金額の意味になる。
割り勘というシステムを考案したのは江戸時代後期の戯作者の山東京伝(さんとう・きょうでん)だと言われ、そのために「京伝勘定」とも言われる。

【メモ】
日露戦争が始まった1904年(明治37年)には、兵隊は常に平等ということから貸し借りをしないので常にキッチリ自分の勘定をするとして「兵隊勘定」という言葉も流行っている。
いつ死ぬか判らないので互いに貸し借りをして遺恨を残さないようにしたとも言われる。

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【関連項目】





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