★漫画家・岡本一平は、付き合っていた大貫カノの多摩川二子村にある実家が水害にあって大変な事になっていた時に、いきなり訪れて前後脈略もなく「カノさんを嫁に欲しい」と求婚した。
※台風で水害にあったとニュースを聞いて心配で居ても立ってもいられなくなった一平は、電車など交通網が完全遮断されていたため、日本橋から40キロほどの距離を泥水の中、一日がかりでお見舞いに出掛けた。
その道中、ずっと彼女の事を考え続け、勝手に頭の中で思いを募らせて一人で盛り上がり、彼女の実家に到着した時に見舞いの言葉より先に「カノさんを嫁に下さい」と口に出てしまった。
日本橋
ちなみに岡本一平とこの時求愛されたカノ（かの子）との間に産まれたのが岡本太郎。
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