スタンダール

人名す【スタンダール】

• 誕生：1783年01月23日：フランス生まれ
• 死去：1842年03月23日：脳卒中で死去(享年59)

スタンダールの豆知泉 †

• スタンダールの代表作『赤と黒』。ここで言う赤はナポレオン時代の軍服を差し、黒は法衣を象徴している。

恋愛の達人？ †

• スタンダールは近代文学の先駆的な作家で《赤と黒》《パルムの僧院》などの小説があるが、それとは別に《恋愛論》などの著作もあります。
  恋愛論などを書くということは、さぞかし恋愛の達人だったのではないか？と思ってしまいますが、実はまったくブサイクでもてなかったそうです。
  
• スタンダールの外見はただ［ブ男］なんて表現できるほど生やさしいものではなく、ぶよぶよの体つき、酷いガニ股、そしてどんなに着飾っても貧乏くささが漂うほどだったと、記録されています。
  友人達からは「ブタ野郎」とか「歩くやぐら」などと、思いっきりなあだ名で呼ばれていたのです。（ただのイジメられっ子？）
  当然、恋愛のほうもまったくうまくいかなかったと言われています。
  

• スタンダールは16歳の時にアンジェラという女性に恋をしたが、まったく相手にしてもらえず見事に片思いで終わってしまった。しかし心の片隅にアンジェラの事がずっと引っかかっていたのです。
  そんな想いが通じたのか、それから11年後の27歳の時にアンジェラと劇的とも言える再会を果たすのです。
  

• そこでスタンダールは彼女に声を掛けたのですが、アンジェラはスタンダールの事なんかはすっかり忘れていました。
  スタンダールはどうしても思い出して欲しくて「ほら11年前に」と昔の話をし始めた瞬間、アンジェラはその当時のことを思い出して一言「あんたは、あのぶたヅラの東洋野郎！」と・・・（東洋野郎というのは、ずんぐりむっくりで垢抜けない人間への侮蔑の言葉）
  

• そんな思いがあったからこそ、人より多く恋愛について考え《恋愛論》などを書き上げるきっかけになり、多くの小説を書き上げたのかも知れません。
  だから、恋愛がどうしても上手にいかないキミも・・・・・