柊 のバックアップ(No.1)
ひ柊(ひいらぎ)
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誕生花・花言葉 †
- 11月08日:ひいらぎ…………………剛直
- 12月07日:ひいらぎ…………………用心深さ
- 12月25日:ひいらぎ…………………先見性
- 12月25日:ひいらぎもちの実………清廉
節分との関係 †
- 節分の夜と言うと炒った大豆をまいて「鬼は外、福は内」と叫ぶのがポピュラーですが、古来よりの風習の中に、ヒイラギの小枝に焼いたイワシの頭を挿して戸口につるすというものがありました。
これには、ヒイラギの鋭い葉で鬼の目を突き、イワシの悪臭で鬼を追い払うと言う意味があります。
狂言の『節分』と言う話しの中にもヒイラギがちゃんと出てきます。
- 節分の日には家々で豆を蒔くと言うので、蓬莱ヶ島(今で言うところのペルシャ?)の鬼たちが「では豆を拾って食べよう」と日本にやってくるのです。
そして人家を見つけたので、その中をのぞき込もうとした処、するどい痛みが走りのけぞりながら「ア痛、これはなんじゃ」と叫び声をあげた。実は鬼は軒先につるされたヒイラギの枝に刺されたのです。
その痛みに耐えかねた鬼は「アラ目ひ、ひらぎやンにあ」と叫びながら退散していったという話しだったりします。
- 実は「ヒイラギ」と言う名前の語源は「疼ぐ:ひいらぐ」で、ヒイラギの葉っぱに触れるとヒリヒリと痛むことからこの名前になったと言われています。
[2000.05.18記載]