BGM のバックアップ(No.1)
ひ:BGM(Back Graund Music)
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BGMの元祖は †
- 音楽は元々しっかり鑑賞する為にあった物で、それを何かをしている時に後ろで流すという「環境」としての音楽はどこで始まったのでしょうか?
それは1887(明治20)年に電動式のエレベーターが登場した時に、それに乗っている人が恐怖心を感じるのを和らげるという目的で考案されたのです。
当時は「エレベーターミュージック」などと呼ばれていたそうです。
- それがさらにエンパイヤステートビルが1931年に出来た時、その高さ381mで102階建てという人類がこれまで経験した事のない超高層ビルの中で、エレベータだけでなく、展望台やロビーなどに心が落ち着くようなゆったりとした音楽を流す事にしたのです。
これが現在に至る「BGM」の始まりなのです。
エンパイヤのBGM †
- 1945(昭和20)年7月28日、第二次世界大戦末期にアメリカ軍のB-25爆撃機が間違って激突するという事件が起こりました。 この時に展望台に50人ほどの人間が閉じこめられたのですが、そこに通常通りにゆったりとしていたワルツのメロディが流れ続けていたために、人々はパニックにならずに済んだと言われている。
BGMの効能は †
- BGMを工場などの職場に常に流していると
○作業効率は断然良くなった。
○ふてくされた態度を取っていた女子工員が減った。
○欠勤が88%も減った、早退が53%減った。 - あるいは放牧場では
○「美しく青きドナウ」を流すと牛の乳の出が良くなった。
と言う報告があり、大いにこれは役に立つと、エンパイヤステートビルでBGMが使われ出した1930年代後半に言われていた。
- 実はこの報告をしていたのは、BGMを流すシステムを考案した音響メーカーで、どうやらそんな調査結果はどこにも無かったらしい。