SOS のバックアップ(No.1)
え?【えすおーえす:SOS】
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SOSの豆知泉 †
- 遭難信号 "SOS" は "Save Our Ship"の略。というのはデマで、単に識別しやすいように決められたもの。
- かつて一世を風靡していたピンクレディー?の大ヒット曲「S・O・S」はイントロにモールス信号が流れるために放送禁止になった。 当時、それが一度ラジオでオンエアされた時、船舶でトラブルがあったなどと噂があったが、実際にはそんな事故はない。 これは最初から話題造りのためにビクターが仕組んだものらしい。 放送局にはオンエア用のモールス信号の入っていないレコードが支給されていた。
- SOSを実際に初めて発信したのは、かの「タイタニック」
解説 †
- 最近は通信の発達によりモールス信号も使われなくなったそうですが、通常は一般人にはなじみのないモールス信号なのに知られている物に『SOS』と言う信号があります。
- 「SOS=助けて」と言う形で、普通に使われる言葉ですが、このアルファベット3文字はどんな意味でしょうか?
- 一説には「Save Our Ship・我々の船を助けて」の事だと言われていたり、他の説では「Save Our Souls・我々の救助を求める」だとか「Stop Other Signals・他の通信を止めろ」などとも言われるが、実は全部これは間違いです。
- SOSが国際協定で採用されたのが1908年の事でした。
- それ以前の遭難信号は『CQD』で「CQ=警戒」「D=遭難」と言う、ちゃんとした意味が付いていました。この三文字をモールス信号で打電する際は「ツートントートン・ツーツートンツー・ツートントン」と言う信号でした。
それに対してSOSは「トントントン・ツーツーツー・トントントン」と言う「短3長3短3」のいたってシンプルな物で、慌てている時でさえ間違いそうにない物だったのです。
- 実は「SOS」と言うアルファベット自体にはまった意味が無く「打ちやすい」と言う理由で考え出された物だったのです。
更新履歴 †
- 知泉No.115/2000.01.20