蜂 のバックアップ(No.2)
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蜂の豆知泉 †
- 働き者の代名詞「働きバチ」。しかし働きバチの1日の実労働時間は5時間だけ。要領のいい人は、いかに人の見ているところで働くかという事。
- しかし働き蜂の死因は過労死である。あまり働かないようにすると寿命が2倍以上に伸びるそうです・・・(なんか悲しい)
- ミツバチの巣箱などから採れる健康食品のプロポリスの語源は「都市を守る」
- 蜂にオレイン酸を塗ると巣の中に入った途端に他の仲間に引きずり出されて、中に入れてもらえなくなる。
オレイン酸というのは蜂が死んで腐る時に発生する臭いなので、他の蜂は「こいつは死骸だ」と認識してしまうのだ。
- 蜂は殺虫剤などで殺された場合は問題なのですが、潰されて殺されると特殊な体液が放出される。この体液には「殺された」と言うSOSにも似た危険信号が含まれていて、半径50m内の仲間を呼びよせてしまう。蜂を退治する時は潰さないようにしよう。
- スズメバチに刺されると命を落とすこともある。でも刺されたときの痛さではジガバチが一番。
- ミツバチは代表の一匹がローヤルゼリーを食べ、女王バチになって卵を産む。
- 「♪ブンブンブン 蜂が飛ぶ〜」でおなじみの童謡『蜜蜂』の元メロはボヘミア民謡。
- ニホンミツバチは癌に効果があるといわれているプロポリス(樹脂)を集めない。
3月8日:みつばちの日 †
- 全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が「3=みつ」「8=はち」と言う語呂合わせで制定した日
8月3日:はちみつの日 †
- 全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が「8=はち」「3=みつ」と言う語呂合わせで制定した日
1985年(昭和60年)に制定
方向音痴はいない? †
- ミツバチは蜜のある花を発見した場所を他の蜂に知らせる事が出来る。
太陽と巣を結ぶ線と、太陽と花の位置を結ぶ線が何度で交わるかを角度で知ることが出来ると言う。
その角度を仲間に知らせる時には、地面に垂直な壁に止まり、尻を振りながら8の字のコースを歩き回ると言う。
その8の字の真ん中(交差する部分)から両側の円に触れない線を地面まで線を引く。そして地面から垂直に引いた線との角度が、巣から太陽まで、そして花までの角度とピッタリ同じになる。
さらに距離が近い時は8の字を書くスピードが速く、遠いとその逆にゆっくり書くと言う。
蜂の巣 †
- 蜂の巣と言うと、六角形と言う印象が多いが、六角形の巣を作るのはミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどの、たくさんの仲間と共同に社会生活を営むハチに限られる。
それ以外のハチは土を固めたり、木に穴を掘ったり色々の形がある。
蜂の巣と言うと六角形が多い。この巣の六角形はものさしで測ったように同じサイズの六角が整然と並んでいるが、これはハチの頭にある2本の触角が実際にものさしとして機能していると言われている。
なぜ六角形なのかと言う事では、円や七角形以上の物ではギッシリ並べたときにどうしても無駄な継ぎ目の空間が出来てしまう。
かと言ってギッシリ納まる四角形や三角形などの場合、その1つ1つの空間のスペースがあまり無い物になってしまう。
そう言う意味ですくない材料でより広い面積をと言う合理的な形になったと言われている。
もう一つ、巣の材料になるミツロウが六角形になりやすい性質を持っているも一因と言われる。
地雷とミツバチの関係 †
- 現在、世界中に埋められている地雷の数は、1億1000万個以上と言われています。
64カ国、世界の国の3分の1に埋められている計算になり、地雷のせいで毎月2000人以上が傷ついたり、亡くなったりしている。
- 撤去運動が遅々として進まないのは、その作業微妙な物で、人手で行わざるを得ない為でもあります。そして地雷の埋められている場所も、ほとんどが生活の場だったりする為に、破壊しないようにひとつひとつ掘り起こし、別の場所で爆破させる。
- 現在埋められている地雷を今の状態で撤去し続けていると、このペースでは完了に1000年以上かかってしまう計算になります。
そこで地雷の発見にミツバチを利用しようというプロジェクトが米モンタナ大学で進められています。
- ミツバチに飛行経路を調べる米粒大のチップを装着し、においなどを頼りに地雷から漏れ出る微量の火薬成分などを見つけさせる。ハチが火薬成分を持ち帰れば、巣箱の分光器がそれを知らせ、場所を特定すると言う物です。
- 熟練の作業員でも1日に撤去作業をできる面積は畳1畳から2畳分。ミツバチが少しでもその助けになればと云う物です。