ハンバーガー

は：ハンバーガー

7月20日　ハンバーガーの日 †

• 日本マクドナルドが1996(平成8)年に制定。
  1971(昭和46)年7月20日、東京・銀座の三越内に日本マクドナルドの1号店が開店しました。
  この日、1万人以上の客がつめかけ、1日で100万円以上の売り上げを記録しました。
  この日を中心に、割引販売などのキャンペーンが行なわれます。
  

ハンバーガー初登場 †

※ハンバーグの誕生からの続き

• ハンバーガーの初登場は多くの文献では、1904年アメリカのセントルイスだと記載されています。
  

• この年、セントルイスで世界博覧会が開催されて、そこで会場を見物しながらでも、歩きながらでも食べられるものと言うことで考案された食べ物とされています。
  もとはと言えばドイツのハンブルグ出身のハンバーグを改良した料理だったのですが、その合理性とスピーディな事から、アメリカの代表的な料理になったのです。
  

• ちなみにこの博覧会はアイスクリームのコーンが初登場した博覧会としても有名で、つまり歩きながら食べられるアメリカ式食物が登場した記念すべき博覧会だったりするのです。
  ついでに、このアメリカのセントルイス万博のイベントとして第3回オリンピックが開催されています。
  

本当の誕生 †

• ハンバーガーが大勢の人が集まるような場所で販売されたと言う記録は前期の1904年なのですが、文献上の記録としては1889年1月5日にアメリカ・ワシントン州で発行された『ジ・ユニオン』紙に記載されている物が一番最初だと言われている。
  

• この料理法を考案したのはルイス・ラッセンというコネチカット州ニューヘブンの食堂の料理人だったのですが、その時は料理法として紹介されただけでした。
  考案者のルイスがメニューとして客に出したのは、それから11年も経った1900年の事でした。
  

• その時のハンバーガーは、最高級品の牛赤身をミンチにしたものをあぶりハンバーグを作り、それをトーストに挟んだもので、どちらかと言うとサンドイッチの様なものだったようです。
  

• それが4年後のセントルイス万博で大々的に世界デビューしたのです。
  ちなみにハンバーグの間にチーズを挟むと言うアイディアはそれから30年以上も経過した1934年に、ケンタッキー州で誕生しています。
  

ハンバーガーチェーン †

• 現在ハンバーガーと言うとマクドナルドやモスバーガーの様にチェーン展開している店と言うイメージが大きいのですが、その様にチェーン店舗で売り始めたのは、マックでもモスでもありませんでした。
  

• 最初のチェーン店はハンバーガーのデビューから20年後の1921年にカンザス州に出来た『ホワイト・カースル・ハンバーガーズ』の第1号店がそれです。
  そのチェーン店は順調に増えて10年後にはアメリカ中に115店も出来ていました。
  この店は、どの店でも同じ味で食べられるような管理を徹底して、衛生管理の為に従業員には使い捨ての紙の帽子を被せたり、持ち帰り用に熱の逃げないような紙製容器を考案したりしました。
  

• このチェーン店の成功により、アメリカでは外食チェーン店が増え始めたのですが、第二次世界大戦終了から3年後の1948年12月に、ついに『マクドナルド』がデビューしたのです。
  

関連項目 †

• →マクドナルドへ続く
• ハンバーグ