竹

た【たけ：竹】植物

7月7日　竹の日 †

竹取物語のかぐや姫が生まれたのは7月7日との説から竹を扱う人達が、1996(平成6)年に制定。

• その説と言うのは［たけのこの日］を制定した時に、考え出された物で、七夕に笹を飾るのと、かぐや姫の竹とはまったく関係ありません。
  

• 同じ理由でタケノコの日

竹の花 †

• 竹の花はほんとうに滅多に見ることが出来ません。 昔から「竹は60年、あるいは120年に一度花を咲かせる」などと言われていますが、この60年と言うのはあくまでも「長い時間」と言う意味で勝手に干支との関連で言われ出したもので、実際の処、数10年から長い物で確かに100年ぐらいの周期で花を咲かせると言われています。
  

• さらに昔の人は「竹は凶作の年に開花し、そこで出来た実はは食糧となり、人々を飢えから救う」などと言っていたようですが、それも真偽のほどは判っておりません。
  

• この開花の周期ですが、品種などで規則的な周期はなく、何か特別な要因があるのではないか？と考えられていますが、まだ解明はされていません。
  研究では、竹自体の寿命が終わる直前に気候が不順になったりして養分の供給に異変があると開花があるのではないか？と言う説なども言われています。
  

• 日本では1953年頃から全国的に突然マダケが開花をはじめて、1960年代に各地で開花し、その後竹が枯れてしまうという現象が起こり、国全体の竹林の3分の1が枯れてしまったという事件がありました。
  

• 基本的に竹は子孫を増やすのには地下茎を伸ばして枝分かれをしていくと言う方法をとっているので、他の植物のように花を咲かせて実を作り、その実を落とす必要がないので、種族の保存の為に危機に瀕したときに花を咲かせるのでは？と言うのが一番有力な説になっています。［2000.06.08記載］
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