日本酒

に【にほんしゅ：日本酒】

甘口・辛口 †

• 日本酒の成分は「アルコール」「水」「エキス分」の３つが大部分を占めている。 その中で甘口・辛口にはアルコールはあまり関係ない。というのも日本酒のアルコール度数は15〜16％で、個別差はほとんどない。 つまり甘口・辛口に関係してくるのはエキス分ということになる。

• エキスとして、アミノ酸・ブドウ糖などの糖類・有機酸などがどれだけ含まれているか？が味を左右する。当然、糖類が多く含まれているほど甘口になる。

• 「日本酒度」という物がある。アルコールは基本的に水より軽いので、水を基準のゼロとして、軽い物をマイナス（つまり糖類などが余り含まれていない）、重い物をプラス（多く含まれている）として、目安としている。 つまりマイナスが大きいほど辛口になり、プラスが多いほど甘口になるという事。

• しかし、含まれているエキス分の中に酸味が多く含まれる場合は、甘みがうち消される傾向があるので、呑んだ印象は辛口になる事があるので要注意。

10月1日　日本酒の日 †

• 新米を使って酒造りをスタートするのが10月
  中国語で酒つぼをあらわす「酉：とり」の字は12支で数えて10番目と言う理屈付けもされているが、日本酒の酒造りは原料になる新米の収穫時期の関係で10月1日を酒造元旦と呼び、ここから1年が始まるとされていた。
  なにかと馴染み深いこの日を選び、全国酒造組合中央会が清酒のPRデーと制定した。
  10月1日が日本酒の日として公表されたのは1978年から
  

日本酒の米 †

• 日本酒を作るときに「美味しい水」はかなり重要とされていますが、では米も超一流高級米のササニシキなどを使えばさぞ美味しくなるかと思われがち。しかし一般の米では蒸すと粘りが出てくるので麹には不向きとされています。

関連リンク：~ †

• 全国酒造組合中央会http://www.japansake.or.jp/

関連記念日：~ †

○北海道清酒の日　［毎月18日］
○地ビールの日　　［4月23日］
○本格焼酎の日　　［11月1日］

更新履歴 †

• 2000.00.00.知泉