望遠鏡

ほ：望遠鏡（ぼうえんきょう）

望遠鏡の誕生日 †

• オランダのメガネ職人だったリッペルスハイはレンズを磨いている最中に偶然、凹レンズと凸レンズを一定の間隔で重ねてのぞき込むと、遠くにある風景が近く見えると言うことを発見して驚いた。
  これがヒントとなって、凹・凸のレンズを組み合わせた望遠鏡を発明しました。そして1608年.10月2日、オランダの国会に書類一式を提示し特許を申請したのです。
  （ちなみにこの日は現在「望遠鏡の日」となっています。）
  

• しかし、原理があまりにも単純でだれでも作れそうだと言う理由のために、この偉大な発明の特許は受理されなかった。
  

• さらにこの年の12月、リッペルスハイはその理論を押し進めて双眼鏡も発明しています。
  その後、イタリアのガリレオ、ドイツのケプラーなども独自の望遠鏡を発明し、その結果、急速に天文学が発展していくことになる。
  

• さらに1668年、ニュートンが凹面鏡を使用した反射望遠鏡を発明し、これによっていっそう拡大して見ることが可能になったのです。
  

雑学 †

• アイルランドの天文愛好家ロス伯は、1845年に当時としては世界最大の直径２メートル近くのレンズを使った望遠鏡を作った。
  しかし、その場所は天候が悪くあまり利用されなかった。
  

更新履歴 †

• 2000.00.00.知泉