ひねもす雑記
2001年06月11日〜20日


▲2001年6月11日:月曜日:渋くてカッコいい
▲2001年6月12日:火曜日:情報漏洩?
▲2001年6月13日:水曜日:墜ちてAV・男性編
▲2001年6月14日:木曜日:カレーカステラ
▲2001年6月15日:金曜日:雨が空から降れば
▲2001年6月16日:土曜日:透けている
▲2001年6月17日:日曜日:繋がっていない
▲2001年6月18日:月曜日:我が人生を振り返って
▲2001年6月19日:火曜日:子供を狙う犯罪
▲2001年6月20日:水曜日:コピー天国
  2001年06月11日(月)渋くてカッコいい
    フランスに負けてしまったが、ついにサッカーで日本が準優勝と言うところにまで昇り詰めた。最終戦では中田が参加できなかったと言う部分も痛かったかも知れないが、大善戦したと思う。この調子で来年のワールドカップへ向けてゴー!なのだ。
    と書いている私はあんまりサッカーには興味なかったりする。が、テレビを見ているとニュースでも大々的に取り上げていたりするので、そこそこは知っていると言う状態。
    で、準決勝で勝ったときのニュースで中田が試合後にインタビューを答えていたのを見て「ありゃ、ちゃんとインタビュー答えるんじゃん」と思った。とにかく中田はマスコミ嫌いでインタビューが難しいと言うことを色々な処で読んだりしていた。
    そうか・・・やっぱし自分が活躍して勝った試合に関しては喋ってくれるのかぁと思ってしまったりする。(今回の雑記は思いっきり敵を増やしそうだけど)
    去年のオリンピックでのサドンデスに於ける中田のミスゴールで負けが決定した時(別に一人に敗因を押しつけるつもりは無いけど)は、その後のインタビューどころかそれ以降は一切姿を見せなかった。飛行場でのシーンもなく、次に登場したのはセリエAの試合ベンチだった。
    ま、それはそれでいいんだけど、以前中田が「マスコミは真実を写さない」みたいな事を喋っていたのを記憶しているけれど、負けたのも真実なんだから勝った時だけ答えるってのもなぁとか思ってしまった。(勝った時も負けた時も答えない、あるいは答えるってのが正しいと思ったりする)
    別に中田に思い入れも反感もないんだけど、思ってしまうのが「人気が出てから態度が豹変してしまったなぁ」と言う事は強く感じていたりする。
    Jリーグ開幕当初は前園の子分みたいな役回りで『日清ラ王』のCMなんかに出ていたのを覚えているんだけど(というか録画したビデオが残っている)そこではひたすら腰の低いお調子者でオチの役目を果たしていた。確か、当時のインタビューなんかでも明るくへらへら答えていたハズ。
    ところが人気が出てからは「中田は高校時代からマスコミ泣かせで」と言うことで、当時からクールでインタビューに答えなかったことになっている。
    マスコミはウソを書くからと、自ら編集した(実際の編集はプロがやったハズだけど)本を出したり、ホームページで意見を述べたりと言う状態になった。
    マスコミは真実を映さないと言う意味では、自分ですべてをコントロールした報道も真実を映さないと思ってしまう。あくまでもクールな姿しか映していない。いわゆる情報操作の上の真実って気もする。別にすべてをさらけ出せばいいってもんじゃないのは重々承知だけど。
    でも昔から思うのは「中田って実は凄く気が小さいんじゃないか?」と言うこと。そりゃサッカーに関しては天才的で気が大きいと思うんだけど。
    ヨーロッパへ渡る直前まで日本のマスコミが会場前でマイクを差し出すと、クールな表情で無視をしたりしていた中田だったけれど、ヨーロッパに移籍して飛行場を降りた瞬間、向こうのマスコミにマイクを差し出され英語で一斉に質問を浴びせかけられた時、中田は激しく困った表情で立ち止まったり「いやちょっと・・・後で・・・」などと狼狽えていた。(その後の公式記者会見ではクールな中田に戻った)
    実は知人でも他人に対して凄く威圧的な態度に出る人間で、実は激しく小心者と言うのがいるんだけど、なんか凄く同じように見えてしまう。

    この手の、人気が出ると態度が変わって「オレって渋い?」とかになってしまう人は時々いる。
    例えば、元ボウイの氷室京介とか、俳優の反町隆史とか。

    氷室の場合、ボウイでデビューした時はちんぴらバンドマンで内田裕也辺りにもぺこぺこしていた。で、夜のヒットスタジオなんかに出た時もアイドルにありがちな「初恋の人とのご対面」を自ら希望してロックアーティストでは唯一とも言えるご対面を果たした。(自らやって欲しいと願い出たのは芸能界を含めて氷室が唯一の存在)
    しかもその女性が現れた瞬間「いやっほぉう」と叫んではしゃぎ回っていた・・・
    が、ヒット連発になった途端にインタビューでもあんまり喋らず、あくまでもクールでカッコいい男に変身してしまったのだ。

    反町なんかの場合も、元々ジャニーズ事務所所属で光GENJIなんかのバックで踊っていたんだけど、事務所を辞め、俳優として出てきた頃は陽気なアンちゃん的なキャラであんまり渋いと言う感じではなく「岩城晃一さんの若い頃に似ていますね」なんて言われると「そうっすか、嬉しいなぁ」なんて満面の笑みを浮かべていたのに、売れ出した途端に「オレって渋い?」なんて感じになって、ろくに喋らなくなってしまった。
    「岩城晃一さんの若い頃に似ていますね」などと言おうものなら「俺は俺っすよ、誰にも似てない」と怒った表情になったりした。
    トーク番組に出た時も、ずっとつまらなそうなブスッとした表情でろくに喋らなくなり、ずっと髪型を意識しているのか何度も掻き上げる・・・・。
    ラジオの公開番組でもちょっと気に障ることがあった時(髪型についての話題らしい)、突然立ち上がって帰ってしまった事もあった。

    それがイメージ戦略だったり、マスコミのウソに嫌気がさしてって原因なのかもしれないけれど、「インタビュー泣かせ」ってのが最初からってのじゃないのが胡散臭いよなぁと感じる一因になってしまうのだ。
    (なんか、かなり多くの人を敵に回してしまった気もするけれど、サッカー選手ならサッカーで、俳優なら演技で、歌手なら音楽で、評価を出しているんだから文句はないっす。あくまでも、その手の途中か変わってしまうと言う現象についての文章です)
    ついでに中田がクールな男に変わったのは、彼にマネージメントするスタッフ(言論部分だけでなく、CMなどのスポンサー契約をしたり、服装のスタイリストなんかも)が付いた時期と重なるらしい。

    PS1
    松嶋菜々子と結婚した反町くんは突然吹っ切れたのか「ぽじてぃぶーぽじてぃぶー」とプレスリー風の服を着てプールサイドで踊ったり、プールに飛び込んだり・・・吹っ切れすぎって気もするが、あれが真実の姿だと思う。
    PS2
    中田が出てきてから、いきなり「アノ手の顔はクールでカッコイイ」と言うことになったが、私にはどうしても「横山やすし」にしか見えない。
    知っている人間でも、それまで「細い目で表情も乏しく、さえない男」だったのがいきなり中田風の髪型&メガネに変えてブレイクしていた。(あからさまに真似しているってのが解るんだけど、女性には受けがいいそうで、その後、彼の人生で初めて彼女が出来た)

  2001年06月12日(火)情報漏洩?
    ここの処、国会がかなり盛り上がっている。それに注がれる視線もかなり熱いような気がする。
    前回までは「日本ってのは政治に無関心な国、他の国であんな内閣が立っていたらデモが起こる」と言われていた。
    これは、どっちもどっちなんだけど「どんな政治家が出てきても世の中なんか変えられっこない」と言うのと「どうせ政治は俺達と関係無いところで動いてんだから」と言う考え方があって、気が付いた時には政治と国民が遠く離れていたと言うことなんだと思う。
    それが今や「一人の政治家がトップに立ったことによって、総てが変わるかもしれない」と言う感じに成りつつある。って、結局国民はおんぶにだっこで激しく他力本願的な部分もあったりするのも問題かもと言う気がする。
    そんな流れの中で田中真紀子の外務省関連に関してのもめかたは「なんだかなぁ」と感じてしまったりする。
    いわゆる、「外交の場でその場にいる人だけに話した事があっという間にマスコミにも漏れてしまうと言うことがけしからん!これは田中真紀子バッシングだ、外務省の職員は私のことを嫌いだから、一生懸命引きずり下ろそうと、こんな卑怯な手を使っているに違いない!」てな事だったりする。
    でも、そんなのは昔からで田中真紀子の時に始まった事じゃないっすよ。
    だって前回の首相の時も、イギリスのブレア首相の横に座った際にギャグなのか本気なのか解らないけれど「北朝鮮が拉致した日本人は第三国で見つかった事にすればいいのにな」などと言った事が、翌日には新聞ネタになっていた。
    その時は国民もマスコミも大喝采でそのリークされたネタに飛びつき、そんな発言をしたお馬鹿さんを一斉に叩いていたハズなのに・・・
    今回はリークした方が悪いらしい・・・・
    そこで流された情報が完全に正しい事ではなかったとか、色々な憶測が飛びかっていますが、前回の時にはその真偽は一切問われずにみんなでボコボコに袋叩きにしていたんじゃないの?
    なんか現在、田中真紀子だけでなく「小泉内閣」に関係したことでマイナス意見を言うことがタブー視されつつあるのかなぁ・・・・それっていわゆるファシズム的な方向なんで、怖いんですが。
    ま、結果をちゃんと出してくれればいいんですよ。
    だってそれがお仕事だから。

  2001年06月13日(水)墜ちてAV・男性編
    凄い・・・倉木麻衣の父親。
    これまでも子供時代のビデオを編集した《Mai・麻衣》とかいうのを販売しようとして、発売中止になったり、昨年末は過去のあらゆることを書きつづった暴露本を(読んでいないから内容は不明)出版したりした、近頃、稀なるダーティキャラ・倉木麻衣の父親。
    それらの行動が「麻衣のことを愛しているんだよ、パパの愛が解るか?」みたいな状態らしいから始末に負えない。
    どー考えても、激しく娘の音楽活動の邪魔をしつづけるとしか思えないんだけど。
    そんな倉木パパですが、ひさびさに登場・・・・今度はAVの監督として。
    あぁぁぁ頭痛いなぁ。
    しかも、そのAV女優の名前が《倉本麻衣:くらもとまい》だそうで、本当に無差別殺人を起こすヤツ以上にこの人の頭の中がよく解らない。

    この手の《AV監督》とか《AV俳優》ってのも、この20年の間、時々どうしようも無くなってしまった芸能人の再就職の道として用意されているような気がする。あくまでも最終手段で、ここに就職してその後ずっとそれをやったり、その後復活できた人ってのは未だにいないんだけどね。(倉木パパの場合、もともと浮上した事がないので別に問題はないか?)

    思い出せる範囲では《ジェリー藤尾》とか《松本竜介》なんかがAV男優をやったのを記憶している。といっても見たことがあるワケではない。
    そんな、女優より男優のほうが話題としてメインになるAVは誰も見たくないでしょ。
    ジェリー藤尾なんてのは、70年代までは『アットホームな家庭的なパパ』と言う役割を演じきっていた。
    TVなんかにも奥さんや子供なんかと一緒に出て、いわゆるまだ憧れが多かったアメリカ的な家族のムードを醸し出していたような気がする。
    それが一転、奥さんから離婚訴訟が出され「実は家庭では殴る蹴るの乱暴で生傷が絶えなかった」などと言う話が出てきて、その後子供も両親の事に関して色々話をし始め、血縁関係地獄絵と化し、結局離婚調停で家庭裁判所の話になっていった。
    アットホームなマイホームパパから、一気にダーティな暴力男というイメージが付いてしまったジェリー藤尾が、何故かいきなり『AV男優に挑戦!』ということになったと言うのは当時の芸能ニュースで見ただけだった。
    さすがに、そんなビデオを見たいとも思わなかった。
    大槻ケンジ氏も同世代だが、エッセイの中で偶然そんなビデオをホテルのエロチャンネルで見てしまい「自分の記憶の中では幸せそうなアメリカンファミリーのパパだったのに、そりゃやっちゃいけない事だろう」などと思ったらしい。

    松本竜介は、漫才ブームが終わり《紳介竜介》を解散した後、相方の島田紳介が司会者としてあっちこちに出ているのとは逆に、女性問題を起こして離婚したり、借金を作って自己破産したり、かなりどん底まで落ちた末のAV出演だったと思う。
    スポーツ新聞は読んだことないんだけれど、その手の風俗関連の突撃レポーターをやったり、挙げ句の果てはAV出演&監督を・・・と言うウワサは聞いたが、それ以降はよく解らない。

    いわゆる[市民権を得た]的なことを言いつつ、結局はアングラな場所から出ることが出来ないAV業界のパワーが、マイナスパワーの人間を引き寄せてしまったと言うことなのかもしれない。

  2001年06月14日(木)カレーカステラ
    今年の春にオープンした《横浜カレー博物館》のお土産で、カレーカステラというものを食べた。
    カステラカレーなのかカレーカステラなのか名称的な疑問はカレーにはつきまとうのだが、とりあえずこれは『カレーカステラ』で、カレー味のカステラらしい。カステラ味のカレーではない。(どっちにしても、かなり悪趣味な気がする)
    で、パッケージを開けると、いきなり本格的なカレーの風味が・・・・。うぬぬぬぬと思いつつ、パッケージの中にある物体を取り出すと、見事なまでのカレー色にそまったカステラが。
    で、ここで困ってしまったのが「このカステラを食べるときに飲むものは何がふさわしいのだろうか?」と言うものだった。
    普通のカステラの場合なら、紅茶あたりがベターな選択って気もするが、ちょっとカレー味と紅茶の組み合わせは違うような気もする。
    確かに日本におけるカレーと言うのは、イギリス経由で入ってきたものだったりするのだが・・・・(カレー:インド→イギリス→日本)(紅茶:中国→イギリス→日本)
    いやまてよ、カステラを食べるときにも、カレーを食べるときにも似合う飲み物ってのがあるではないか!と思ったのが『牛乳』なのだ。
    そうかそうか、これならば間違った方向ではないような気もする。と思ったのだが、こんな時に限って牛乳がない、わざわざ、カステラの為にコンビニにいくほどヒマでもない。
    結局、渋めの日本茶で食することになった。
    その真っ黄色に染まるカステラを手に取る。
    感触は普通のカステラと同じ・・・しっとりとした感じ。
    で、いよいよ口に運ぶ・・・軽くかみしめる・・・ノドに流し込む・・・・
    ん?と思ってしまったのが、口に運ぶまではかなりカレーの香りがぷわ〜〜〜んと鼻に来ていたのだが、口の中に入れるとそれがカレー味を加えてあるなんて全然感じないような正統派カステラの味になっているのだ。
    なぜだ?と思っても、しょうがない。食べている最中は唯単純にカステラの味。
    しかし、見た目と香りはすっかりカレー。まるで《すぐ近くにカレーがあるのにカステラを食べている》と言う感じなのだ。
    なんだか理不尽な感じでただひたすら食べるだけであった。

    しかし、根本的な疑問として「なぜカステラ?」

  2001年06月15日(金)雨が空から降れば
    最近、かなり頻繁に見かけるかな・・・と思うのが、雨がそこそこ降っている時でも、傘を差さないで歩いている中学生・高校生。
    それは男子だけでなく女子も。
    自分の時を振り返ってみると、そんな状況ではなかったかもしれないなぁと思うのだが、最近よく見かけるのは雨の中を走るわけでもなく数人で普通に会話をしながらダラダラと歩いている高校生。
    自分の場合は、高校ぐらいから朝、自宅でセットした髪型が崩れるのがイヤで、極力雨には濡れないようにしていた(ってまるで稲垣吾郎だな)。
    朝の早い時間、これから学校に行くと言う段階で雨に濡れながら平気で歩いているって・・・
    家を出る段階で「雨が降りそう」って思わなかったのか?
    と思いながら、車を走らせていたら、なんと乳母車を押しながら歩いているかなり若い主婦も雨に濡れながら普通にあるいていた。
    子供は大丈夫なのか?
  2001年06月16日(土)透けている
    去年の夏、ネット上で「夏服の下に透けているブラジャー写真を羅列したサイト」を発見して「うぬー」と思った経験がある。
    (で、わざわざ検索したら去年の8月だった) そのサイトは街角で見かけた薄着のお姉さんの背中にうっすら見えるブラジャーのラインをカメラでばしゃばしゃと撮影して、それを羅列してあると言うものだった。
    うーむ暗いと思いつつ、見ると、ほぼ毎日何枚も追加更新してあるのだ。
    つまり、日常としてその手のカメラを抱えて町をさまよい、女性の背中越しにバシャバシャ・・・。
    確かに、スカートの中を撮影するとかってのと違って、犯罪とは言えないかも知れないが、あまりにもその暗い情熱に、ぞぞぞーとしちゃったりするのだ。
    その情熱を別のものにぶつけられないのか?

    とその時思った。
    ま、正直な話、薄いブラウスからくっきりと透けて見えたりすると、ちょっぴり「ラッキー」と思う気持ちは存在しているけれど・・・・。
    で、ここ数日、いきなり真夏並みの暑さになって、いきなり薄着の女性が増え始めたんだけど、その中で女子高生ってヤツで「それはアリなのか?」と思ってしまったものがある。
    基本的に白いブラウスなんだけど、その下に思いっきり派手な青とか真っ黒のブラジャーをしていて、それが車で走っていてちらっと見ただけで把握できる程の状態。
    つまり、ブラウスもムチャ薄い生地らしいのだが・・・それってありなの?

    ま、そこまで言ってしまうと個人的には「それって水着?」と言う感じで、透けてても逆に色っぽくもなかったりするんだけどね。
    そんな女子高生を何人も見かけたりする。(静岡の一部だけのブームなのか?)


    ▼2001.6.16:吊している
      上記の文章を書いてから「今もあるか?」と思って検索を掛けたら、現在もありました。そして現在も、日々撮影を続けている。
      凄いなぁその根性。
      で、さらに凄いなぁと思ったのが、そこのリンクなのか、ただの別ページなのかはわかりにくいが、ベランダに干されている女性物下着をデジカメで撮影した物が、ずらずらずら〜〜〜〜っと、何十枚も、何ページにも渡って掲載されているのを発見してしまった。
      凄い・・・ 色んな意味で凄い。
  2001年06月17日(日) 繋がっていない
    実は、2〜3月に愛用のマックくんが完膚無きまでクラッシュしてしまい、修復されてから3ヶ月以上、ちょっと調子が悪いかもしれないと言う状態で来てしまった。
    普通に作業をしていて、ちょっと席を外していたりすると、普通ならばモニターが自動的に暗くなったりするスクリーンセイバー的なことになったりするのだが、なんだかよく解らないが、MOを入れている場合、そのMOのアイコンが何故か5個6個と画面上に大量発生していたりする事がある。
    インターネット接続中に突然、エクスプローラーが終了してしまう事がある。
    画面上の文字が全部見えなくなる時がある(アイコンの下の文字も、画面上の[ファイル][編集][検索]なんて文字もなくなってしまう)
    なんか、以前は無かった現象が時々起こったりする。と言っても、そんなに頻繁に起こるわけでないので、そのままにしてしまっていた。(本当は不具合をチェックするんだろうが、杉村ってヤツは激しく面倒臭がりなのだ)
    ついでに、キーボードが壊れた(コマンドキーが作動しない)ってのも、なんかその辺が影響しているような気もする。

    で、数日前、ネットに繋ごうとしたところ、なんやら反応せず、繋がらなくなっていた。
    そう言えば、前回の完全クラッシュの時の最初がネットに繋がらないと言う部分から始まったので「またか?」と、ちょっとビビったりしている。
    で、慌てて、これまで作業した絵とか、保存している写真データなんかをMOなんかにバックアップしたりするのだ。
    とりあえず、その辺の作業は滞り無く済んだのだが、その後のネットに繋ぐと言う作業がどうやっても出来ない。ソフト的な問題なのか、ハード的な問題なのか、その辺は不明だがとにかく現在繋げていない。
    なんとかせにゃいかん!と思いつつ、日々の生活も忙しくて、ちょっと先送りになってしまったりする。
    先送りにしちゃいかんよなぁ、メルマガも発行しなくちゃいけないし(しかも次号というか、本来今日発行する予定だった号は「知泉」の記念すべき300号だったりする)掲示板にも色々返事しなくちゃいけないし・・・
    どうしようか、と頭を抱えながら時間は過ぎていくのだ。

  2001年06月18日(月)我が人生を振り返って
    などと書いても、実際この先どんだけ続いていくのは解らないし、もしかしたら全然続かずに、これが遺稿になってしまう可能性だって無きにしもあらずば虎児を得ず。
    と言うことなのだ。
    世の中には、大きな仕事を終わらせて一息ついた時に、あるいは、ある程度人生ってやつを「やり尽くしたかな」と言う段階で、よっしゃ記録として残そう!と『回顧録』なんてのを書く人がいたりします。
    もとはと言えば、アメリカ大統領が任期を終えた後に必ず書くってのが慣習になっていて、その辺りが回顧録が一般的になった元かも知れない(それ以前からあったと思うけど)。って元はと言えば、クリーブランド大統領だかが政治家を辞めた後で起こした事業で大失敗をして借金をつくり、どーしょーもなくなって「大統領時代は語ることが出来なかったエピソードを教えますぜ」と言う状態で書いたのが最初のキッカケだったはず。つまり、結構ワイドショー的な展開から始まったんだけど、それがベストセラーになってしまったので、後に続いていったと言うワケなのだ。
    で、その一般人の書く回顧録と言うヤツも多数存在していて、それは一般書店なんかには流通していないので、人の目に触れる機会は激しく少ないが、有るところにはある。
    もちろん、一般書店に流通させてもよいのだが、「鈴木清弘(仮名)八拾四歳・元山川商事総務部次長」等という人物の回顧録を買いたい!読みたい!と言う人がどれだけいるか?と言う部分で一般書店には並ばないのだ。(職種によっては面白そうな気もするが)
    で、どこで流通しているのか?と言うと、その著者の知人の間でと言うことになる。あまりにも普通の人のこれまでの人生ってヤツを、つらつらと書き綴った回顧録。貰ったとしても邪魔になりそうな気もする。
    地方の弱小出版社にとって、この自費出版の回顧録などと言うものは結構な収入になるという。つまり、それだけ「俺も出そうかな」と思う爺さんは多いと言うワケなのだ。
    で、その発行部数なんかも「イッチョ奮発するかな!」と一気に1500部なんて事になる場合も多いらしい。
    先日ちらっと、まったく知らない普通の人の回顧録ってヤツを読む機会があったんだけど、確かに前半は戦前の話から、満州へ兵隊として渡って、そこで終戦を迎え苦労した話などがあり、そこそこ歴史物として「教科書には載らない普通に戦争に流されてしまった人々の生活」ってものが解る資料的な物として面白かったが、その後は・・・・。
    見合いをした、結婚した、子供が産まれた、給料が上がった、役職になった、子供が小学校に上がった、会社の慰安旅行に行った、先輩が退職した、などと言うことがつらつらとメモ書き的に書き綴られているのだ。
    読者なんてものをあまり意識しないで、延々と。
    普通の時代の普通の人々の生活なんて、そんなモノだよなぁと言う感じだったりする。
    途中に台風で増水した話とか、地震で裏山が崩れた話とか、が出てくるが、それ以外はデータの羅列に終始している。
    それは悪いことではない。個人の人生記録だと考えれば。
    でも、1500部ってのはなぁ・・・・。

    私の場合、この『ひねもす雑記』を死んだ後で出版して欲しいと思ったりする。が、それをやるとなると全何巻になるのか検討もつかないのだ。

  2001年06月19日(火)子供を狙う犯罪
    なんだか、大阪の小学校での事件をきっかけに、各地で頭のネジのゆるんだ人間によって、模倣したような犯罪が起こっている。
    どこぞの幼稚園には刃物を持った女がやってきて教員に斬りつけたり(追記:この事件は保母さんの自作自演だった事が後に判明した)、外で遊んでる子供にうるさい!と刃物を突きつけたのもあった。
    基本的に、頭のネジがゆるい人間なので、どこかで起こった犯罪にすぐ誘発されて、同様の方向に流されてしまうんだけど、その手の犯罪を犯す人は自分が流されている事にあんまり気づいていない。
    金融機関を狙った犯罪も昔から多くあったが、先月の青森でガソリンか何かをまき散らし放火した物があった後は、あっちこっちでそれらしき液体を手にした便乗犯罪が多発していた。
    なんだかバカだよなぁと思うんだけど、もともと犯罪を犯そうとする事自体がバカなんだから、しょうがないか・・・と納得するしかなかったりする。

    でも、子供を狙う犯罪ってのは激しく卑怯だと思ったりする。
    結局、力を行使するとしても、自分が安全で抵抗されない弱者へ向かうってのは、根元的な部分で「自分は弱い」って事を著しているんだろうなぁ
    いわゆる、この手の《心神耗弱状態》と言われる人が犯罪を犯す時(今回の大阪での事件は犯人は心神耗弱状態を装ったものだったけど)、前後の見境がなくなって、自分が何をしているのか解らなくなっていたとされつつ、自分より弱い相手を選んで犯罪を犯していたりする。
    今回の小学生の事件に限らず、その手の人に襲われるのは子供か女性と決まっているような気もする。
    結局それって「状況判断出来ている」って事なんじゃないか?

  2001年06月20日(水)コピー天国
    ふと会社なんかで「○○○のニューアルバム、焼いておいたから」なんて会話が交わされていたりする。
    最近は誰でも簡単にCD-Rに市販CDをコピーする事が出来るようになってしまった為に、以前のカセットやMDにコピーするのと同じ感覚でCDを焼き増しできたりするのだ。
    で、誰かが新譜を購入したとなると「俺にも焼いて」と言うことで、気軽にほいほいと焼き増ししちゃう傾向があったりする。
    基本的に自分の場合は、昔からレンタルCDなんかは好きではなく「聞きたい曲があるのなから買う!」と言うポリシーで突き進んできた。
    世間一般では「だってCDって高いじゃん」と言う意見もあるかもしれないが、今から20年も前に、2500円〜2800円でLPレコードを買うために、必死にバイトをしていたような私にとって、今の3000円程度のCDは物価上昇率を考えると「安くなったよな」と言う感じなのだ。
    もちろん、現代の不況の時代、私だって金銭的なことではアップアップしてて「無駄遣いは許しません」と言う状況なのだが、聞きたいCDがあるのなら昼食を抜いてでも買う!と言うポリシーは曲げられずにいる。
    しかし、多くの人にとって音楽は「無くてはない存在」などと言っている反面で「コピー出来るんだったらそれでいいじゃん」みたいな物なのかもしれない。
    CD-Rで焼いて、ジャケットもコピーしてかなり見た目には「そのもの」と言う感じに仕上がったりする。
    で、そんな簡単にCDをコピー出来る状況になった一因にソニーが荷担していたりするんだよなぁ
    もちろん、コンピュータ機器部門と、音楽のソニーエンターテイメントはまったく違う会社なんだけど、同じ傘の中で不利益になる事をやっているような気がするのだ。

    でも、CDに焼くなんて事が一般的になっちゃったって事にも、なんか感慨深い物を感じるのだ。