ひねもす雑記
2004年04月21日〜31日


▲2004年04月21日:水:風邪続行
▲2004年04月22日:木:野良兎
▲2004年04月23日:金:寡黙になる
▲2004年04月24日:土:自作自演
▲2004年04月25日:日:TVチャンピオン
▲2004年04月26日:月:幸楽 vs てるてる
▲2004年04月27日:火:パクリ
▲2004年04月28日:水:りゅぴぁ〜んしゃんせぇい(栗貫Ver.)
▲2004年04月29日:木:ダルダル〜〜〜(BY.矢井田瞳)
▲2004年04月30日:金:ひとまず
  2004年04月21日(水)風邪続行
    静岡市は去年、清水市と合併して日本で一番でっかい市になった。
    が、まだ周辺の市町村を合併しようと計画をたてているらしいのだ、オマエは人食いアメーバか?

    いやはや、年金未払い問題でかなりケチがついてしまった江角マキコですが、問題はあの公共CMだけで終わってなかったっす。
    かつてはCMの女王とまで言われ、毎日大量のCMに出ていましたが、あの年金問題以降、それまで契約が続いていた何本かのCMが3月期で全部打ち切りになったそうで。
    やはり芸能人、イメージを売り物にしているのでちょっとした事が大きく響くのだ。
    そういえば、血圧を低くする健康飲料アミールのCMをしていた長嶋茂雄が脳梗塞で倒れたってのも、CM業界的にはアタタタタだろうなぁ。

    いまだに風邪ひき。ゴホンゴホンとセキが止まらない。かなり思考能力が低下している。それ以外は風邪の症状が全然ないのだが、咳が止まらないために、肉体的な物や精神的な物が引っ張られて、食欲は無くなるし、睡眠も浅くなるし、やる気無いし、もーなんだか面倒くさい。 といいつつ、本職の方で遅くまでワッセワッセと仕事をしたり… 気が付くと、ゴールデンウィークなんてものも近づいているような気がするけれど、何の計画も立ててないや。
    [2004.04.21-今日の雑学]テーマ『くだもの』30秒で
    春になって果物の美味しい季節になって来ました。
    世界で一番生産量が多いくだものは何かというと、答えはブドウで、世界中の果物の半分近く、約40%がブドウなんです。と言ってもそのまま食べられているわけではなく、そのほとんどがワインになっています。

    ではなぜ果実のことをくだものと言うのか、
    昔は「だ」と言う接続語が現在の「の」と同じ意味だったんですね。だから「木(く)の物」を「くだもの」と言うようになったんです。

    ちなみに
    「毛が生えている物」つまり「毛の物」だから、動物のことを「けだもの」と言うのです。
  2004年04月22日(木)野良兎
    朝起きると、庭にウサギがいた。
    と言っても我が家はそ〜〜んなに山奥にある家でもなく、普通の平地にあるごく平凡な家なんだけれど、庭にそこそこ大きなウサギがいた。
    種類的に見ると野ウサギという感じではなく、どっかの飼いウサギが逃げてきたのか、捨てられたのかという状態。
    近くに寄ってもあんまり逃げる素振りもしないのだ。
    とりあえず我が家にはウサギが雨宿りする程度の物置があったりするので、そこで寝泊まりをしているのかも知れないが(ここ数日見かけるので)、いったいどうしたらいいのか?状態なのだ。
    動物は好きだけど、飼う趣味はない(狭い場所で動き回れない動物は可哀想だから)ので飼おうとは思わないので、困ったちゃん状態なのだ。
    ほとんど勝手に家に住み着き、名前も与えられずにいる「吾が輩は兎である」なのだ。

    [2004.04.22-今日の雑学]テーマ『うさぎ』30秒で
    うさぎのキャラと言えば「ミッフィー」ですが、ミッフィーの作者ディック・ブルーナは1927年8月27日のうさぎ年生まれ。
    「ミッフィー(Miffy)」は英語名。日本名は「うさこちゃん」です。
    ミッフィーの誕生国オランダでの本名は「ナインチェ・ブラウス」。ナインチェ(nijntje)=うさぎ、ブラウス=ふわふわ。
    「スペイン」は元々「スパニア」が国名の由来だが、「スパニア」とは「ウサギの国」という意味。
    ちなみに
    月の模様を「ウサギが餅つきしている」と言うが、正しくはウサギがついているのは「不老不死の薬」。
  2004年04月23日(金)寡黙になる
    今までこの雑記の3月以降の年表示が「2003年」になっていた事をかのかのさんに掲示板で教えてもらいました。
    なんてこった。私の人生、これまで常に「詰めが甘い」と言われ続けていますが、まさに。
    指摘ありがとやんす。

    凄くウザイんですが例の件に関してのメールなどが多々ある。
    「上田さんは最高の読者で、あの本の誰でもすぐ覚えてすぐ使えるを実践している人だから、感謝こそすれ批判するのはお門違いだ」とか「上田さんにあってあんたにないのは明るさだ、引きこもり野郎」とか、もう書きたい放題。
    でもね、プロとして公共の場で行う仕事(当然、対価が支払われる)としてはどうかって事。「うんちくブック」でも「トリビアの泉」でもいいですが、そこに書かれている雑学ばっかりをテレビで自慢げに喋る人がいたら恥ずかしいでしょ。「こいつうんちくブックに書いてあったこと、そのまんま話してら」って。

    かつて、文芸評論家の小林秀雄氏(1902-1983)が色紙に「知ル者ハ言ワズ、言ウ物ハ知ラズ」と書いていた。
    この言葉の意味は、人間という物は深く考えるほど寡黙になっていく、知識を得れば得るほどその知識の意味の深さ、さらに奥にあるさらなる知識の為に、考察していく時間が長くなると言うことなのだ。逆に物知り顔で蘊蓄を滔々と語る人間はその表面上の知識しか得ていないので考察する事を良しとしていないのだ。

    もちろん上田氏の場合はそれが仕事でそれを求められているという側面が多々あるので、致し方がないとは思うが。
    蘊蓄というか知識というのは結局の処、その量がウンヌンではなくそれによって思考した事の質が最重要視されるべきことなのだ。かといってそれを測る尺度はどこにもなく、それを自慢げに言うべきものでもないと思う。

    もちろん、自分の書いた「知泉」と言う本がそんな部分を無視した表層だけの面白雑学を取り纏めた物だというのは認識している。
    ただ表層だけの知識でもって「どうだ」と知識人ぶるのは著しく格好悪いと感じている。まあ、それを格好良いと感じるのは人それぞれだし、別にそれはどうでもいいのだ。

    そう言う考え方をして雑学なんかを自分の中で色々と有機的に連鎖させて、それを「いかに楽しく読めるか」という状態で紹介いるのが知泉です。このサイトやメルマガは別段「トリビアの泉」も「うんちく王」も関係なく始まって、たぶんこの状態が冷めた時も、ただ淡々と続いていくものだと思っている。(今回のことで凄く嫌気が挿している部分はあるけれど)

    そもそも、知泉1の前書きで書いたように、雑学は優劣をつけて闘うためにあるものではない。

    批判メールも多々ありますが、応援メールも時々あります。ありがとうございます。
    [2004.04.23-今日の雑学]テーマは雑記と関係なく『椅子』
    イスと言う漢字は中国語起源で、実は「椅」だけでイスを意味している。中国語では1音だけの言葉に発音しやすいように2音にして「子」を付ける事がある。例として「扇子」「帽子」なども。
    ロケット工学の権威、糸川英男博士の発明品のひとつに「女性が腰掛けるだけでエクスタシーに達してしまう椅子」というのがある。低周波を利用したものらしい。
    首相官邸に置かれている総理の椅子は、ドイツのヴィトラ社製「イマーゴ」と言う椅子で、54万円(2003年現在)。
    電気椅子はエジソンが発明したような物。ライバルのテスラの推していた交流電流を悪役にするために「交流電気を体に流せば簡単に死刑が出来る」と発言したものがキッカケで作られた。
    以前、空き缶のプルタブを集めてしかるべき場所に送ると、それが車椅子を作る資金になると言う噂が流れた事がある。車椅子1台分の価格は空き缶のプルタブ140万個分。
  2004年04月24日(土)自作自演
    アメリカのアマゾンドットコムでの読者レビューがシステムのミスで投稿者のプロフィールの本名などが表示されてしまったらしい。

    で、何が問題だったかと言うと「自分の本を自分で書評を書いてベタ誉めしているものが凄く多かった」と言うことが発覚してしまったのだ。
    良かった、自分で書かなくて。
    というか、最初マジで自分で誉めた書評を書こうかと思ったっす。結構、アマゾンでの読者による書評ってのが売り上げに左右するって話を聞いていたので。でも、なんかそれも空しいのでやらなかったけど。

    実は今まで書評がなかった「知泉2」に好意的な書評が書かれました。感謝です。
    おかげさまで、どどーんと盛り上がって売れると言うことはないんですが「知泉1」も発売から半年、ほとんど順位が極端に落ちることなくコンスタントに売れ続けております。
    同時期に発売された「トリビアの○○」という類の本がほとんど下方へ消え去っている中、本当にみなさまに感謝しております。
    まさか「○○氏がテレビで使っているおかげで売れ続けているんだぞ」なんて言われないよね。
    自分なりに考えて書いた本なのでそれがちゃんと評価されている事だと思っています。

    [2004.04.24-今日の雑学]テーマ『アマゾン』
    アマゾンとは「乳房がない」という意味。
    アマゾン流域に広がる広大な熱帯雨林は、地球の森林面積の3分の1を占めている。ここがあるおかげで人間は息をする事が出来る。
    アマゾンにジャングルはない。アマゾンにあるのはセルバと呼ばれる森林地域。ジャングルとは区別されている。
    アマゾン流域に広がる熱帯雨林は自然生物の宝庫。世界中の鳥類のほぼ50%がここに棲んでいる。
    ダントツ世界最大のアマゾン川は、水量2位以下の8つの大河をあわせた以上の水量をもっている。その水量は地上を流れる淡水の20%にあたる。
    アマゾン地域に住むヤンコス族における最大の数字「ポエッターラロリンコアロアク」は3のこと。
    ブラジル国旗の真ん中にある白い帯はアマゾン川を意味している。
    「仮面ライダー」の主題歌の歌手は藤浩一。「仮面ライダーアマゾン」の主題歌の歌手は子門正人。実は同一人物。歌手契約の関係でレコード会社によって芸名を替えていたため(藤浩一はコロムビア、子門正人はキャニオン、ついでにキングでは谷あきら)
  2004年04月25日(日)TVチャンピオン
    雑誌「FLASH(5月4日号)」の中で女子アナの特集をしていて、出身県別に美人度などを解説しているけれど、秋田美人の説明文「何万年前、ロシアと地続きだったので白系ロシアの血がまざっている」と書かれている。
    これを書いた人は「白系ロシア」を「白人系のロシア人」と勘違いしていますね。
    「知泉2」に書いた雑学だけど、「白系ロシア」ってのはこの100年以内に誕生した分類っすよ。ロシア革命の時に共産党に反発して迫害→国外脱出をしたようなロシア人を「共産党=赤」じゃないと言う意味で「白」と呼び、日本に逃亡してきたロシア人なんかを「白系ロシア人」と呼んだわけです。
    大昔、巨人軍にいたスタルヒンというロシア人投手なんかも親が反革命派で日本へ逃亡してきた「白系ロシア人」です。
    つまり「FLASH」に書いてあったように、何万年前に日本に来た種族は白系とは呼ばない。
    テレビ東京からメールが来た。
    かのTVチャンピオンという番組のスタッフからで、なんと「番組に出場してくれませんか」と言う趣旨のものだった。
    基本的にテレビに出ようなんて気も無いし、そんなので有名になろうとは思っていないので、即座に「すいません、ごめんなさい」なのだが、そのお呼ばれした回のテーマが「野菜&フルーツ王選手権」。
    なぜ?
    確かに、サイト知泉の中には野菜やフルーツに関した雑学もいくつかあるけれど、全然詳しくないのだ。というか、私の知識はどれもこれも浅く広くなので、どの回に出てもその筋の求道者達の足元にも及ばないのは分かっている。

    とりあえず一番深いかなと思えるポップス系だって、その筋の人と比べたら全然。
    私の知識はどれもこれも、せいぜい一般的な人をちょっと驚かす程度しかないのだ。
    逆にいうと、だからみんなをビックリさせる事が出来るって事かもしれない。
    その筋のプロフェッショナルと話をすると気が付くんだけど、かなり一般人がビックリするネタでさえ「それは当然だよ」と言うことで片づけてしまうのだ。雑学マニアとしてはもったいないと思ってしまう。
    だから、一般的な知識に近い部分で雑学を収集しているのが一番雑学的に色々楽しいって事なのかもしれない。

    あとクイズマニアみたいな知識の集め方もしていない。あくまでも「面白ければいいのさ」という無責任な状態でもある。クイズマニアはすごく真面目な人が多くて、うんちく王なんかに出た時も「凄いなその知識」と驚く事が出来るけど「マジっすか?」と笑う事ができない。
    このサイトなんかは元々「お笑いサイト」の色で始めたような部分があるので(そっちの辞書は数年ストップしていますが)、あくまでも雑学で笑わせたいという気持ちがあるのだ。
    と言うことで残念ながらTVチャンピオンには出ないのであった。
  2004年04月26日(月)幸楽 vs てるてる
    こんにちわ、負け犬の遠吠え杉村です。
    最近テレビCMもやっている「渡る世間は鬼ばかり」の幸楽ラーメンは、生タイプ・袋タイプ・カップ麺タイプと凄いラインナップでどどーんと新発売なのだ。
    発売元は幸楽の店主・藤岡琢也が大昔から宣伝を担当している「サッポロ一番」。もう思いっきりのタイアップ。

    で、実はまったく宣伝されていないけれど、この3月で番組が終わったNHK朝の連続ドラマ「てるてる家族」の名前をつけたカップ麺も発売されている。ドラマの中で即席麺を発明するオッチャンがでてきて、3女・秋子がそれを手伝い、そっち方面の勉強を始めるというエピソードがあった。そのモデルとなった安藤百福氏(番組クレジットにも名前が出ている)の日清から発売されている。
    幸楽ラーメンはけっこう頻繁にテレビCM流していますが、こっちはなかなか宣伝展開が難しい。
    なんせNHKなので番組中に「てるてる家族がラーメンになりました!」なんて宣伝も出来ないし、かといってNHKがらみの商品を民放でやるわけにもいかないし。
    と言うことで、なかなかNHKとのタイアップは難しいのだ。

    ふと思ったんだけど『ロダンの「考える人」は有名だが「歩く人」と言う彫刻もある』ってのは雑学に成り得るのかな…。
    どこまでが一般的に驚く雑学なのかが読めないっす。ちなみに「歩く人」は倉敷の大原美術館にあります。
    [2004.04.26-今日の雑学]テーマ『ラーメン』
    クイズ番組で「正解者には賞品1年分」というと、ラーメンはだいたい300食ぐらい。
    ラーメンに半チャーハンに餃子。中国人からしてみたら「主食ばかりでオカズがない」
    日本で最もラーメンを食べるのは山形県民。消費金額日本一。
    タイのラーメンは砂糖をかけて食べる
    即席ラーメン「チャルメラ」のおじさん、屋台の屋号は「当たり屋」。
  2004年04月27日(火)パクリ
    こんにちわ、弱電波野郎・杉村です。
    「オマエこそ侍魂のパクリのくせに」とメールを貰ったのですが、なにそれ?
    Google検索した所、そういう名前のサイトがあったんですが、なんか全然関係なさそうなサイト。雑学を扱っているわけでもないし、なんやらよく判らないサイト。

    そのサイトの中で知泉の話題が出ているワケでもなさそう。
    「某所ではオマエが侍魂をパクっているのは有名」と書かれていたので、ついでにGoogle検索で「侍魂 知泉」と絞り込むと該当項目ゼロ。つまりどこでも知泉と同時にその侍魂ってのを話題にしている人はいないという事なのだ。
    う〜む。
    この件について知っている方いますか?

    しかしこのサイトは以前から何度もごっそりパクリをやられる傾向があるみたいです。
    有る意味「パクリたくなるような内容」と言う評価をされているって事なんだろうけれど、それが誕生日データでも雑学でも毎度「そのデータはオマエの作り出した物じゃないだろ」と言う事を先方はいいます。
    ま、パクって物を作ったような気になっているサイトは結局の所、長続きはしないんだけどね。(誰も指摘しなくても、しばらく後に更新がなくなり消去する傾向が多い)
    で、自分が調べてまとめあげた物でもないのに「凄い」って評価されるのはどういう気分なんでしょうか。
    志が低いというか。

    ついでにゴッソリパクリをやる人は志が低いのと正比例して、そのまんま、何も手を加えずに、ひと目見て「パクリじゃん」と判るような状態の物を作ることが多い。
    もしかしたら、調理をして元ネタを不明にさせている所は発覚していないだけという事も言えるかもしれないけれど、独自の味付けをしているのならそれは引用であってパクリじゃないと思うのだ。

    たぶん自分の場合は調べてまとめる事自体が好きなので、この先もあんまり評価されなくても続けていくんじゃないかと思います。
    メルマガの読者も1万人を超えているし、このサイトのアクセス数もコンスタントに8000〜10000人と言う感じだし(単行本に書かれている数字は諸事情でちょっと水増し)それなりに評価されてはいると思うけれど、それに関して賞賛の声なんてのは年に数回あれば良し状態。間違いにはガシガシ指摘が入るけれど…。
    メルマガなんかも本当に何の反応もないっす。発行部数が見えなければ「誰も読んでいないのでは?」と思うぐらいに静かな物で。(と言っても自分も他のメルマガやサイトに反応した事はほとんど無いけど)

    でも、基本的に自分が色々な所で驚いた事をメモするのが好きで(雑学本だけがネタ元ではなく、新聞でも書籍でも色々。TVをネタ元にする事はほとんどないっす)それをこっそりとみんなと共有できたら良いと思っている。
    それで誰かと競ったり、自慢げにどーだ!とみんなの前で発言する事もあんまし興味ない。
    根本的には学校時代の勉強はつまらなかったけれど、試験なんかとは関係なく「興味のある知識を吸収するのは楽しいなぁ」と言うスタンスです。

    色々、みなさまには心配かけていますが、細々とでも続いていきますので、これからもよろしくお願いします。

    [2004.04.27-今日の雑学]テーマ『パクリ』
    今は一般名詞化している「パクリ」と言う言葉は「パクッと食べちゃう」と言う語源だとも言われているが、ドイツ語の「掴む:packen」から来ていると言う説があり、戦前の旧制中学辺りで使われていたという噂もある。
    犯罪用語で逮捕されると言う意味で「パクる」と言われだしたのは80年代末期以降の比較的新しい物。
    元々、芸能用語で1970年代当時「盗作」を意味して使われていた。この業界用語を多く知らしめたのは1970年代中期にラジオで音楽評を行っていた近田春夫氏。彼はパクリを悪だと定義しておらず「いかに他人の技術を物にして、それを別作品に展開するか?」というテーマで色々考察をしていた。(つまりリスペクト)
    その為、自分が作り漫才師ぼんちが唄って大ヒットした「恋のぼんちシート」がイギリスのバンド、ダーツの「ダディクール」の盗作だと騒がれた時も「パクリは悪ではなく先人へのリスペクトである」と表明した。マスコミにはあんまり理解されなかったけれど。
    しかしパクられた側は理解していたようで、後に近田氏がダーツのアルバムをプロデュースした。
  2004年04月28日(水)りゅぴぁ〜〜んしゃんせぇい(栗貫Ver.)
    こんにちわ、人を妬んでいる引き籠もり野郎・杉村です。
    夜「マシュー'S TV」に本田美奈子が出ていて昔のビデオを流していた。初期はスッピンに近かったんですが、改めてみると従姉妹の工藤夕貴に似ている。そんなに似ていないと思っていたけれど、やっぱ基本的には同じような顔なのだなぁと思ったなり。
    ちなみに本田美奈子の本名は工藤美奈子ですが、少し早く工藤夕貴が「お湯をかける少女」と言うCMでデビューして話題になっていたので、名前がかぶるため(親戚だというのを隠す為とも)苗字を芸名にした。
    で、当時トップアイドルだった松田聖子に対向して本田にした。(MAZDA・HONDA)なんて80'sアイドル豆知泉でやんす。

    ここの処、あっちの方に意識が行っていて「トリビアの泉」はタイマー録画しているけれど見ていないという状態が続いていた。
    久々にちゃんと見たんだけど(野球で放送開始が20分遅れた)、いきなり司会席に知らない人が居た。
    と思ったら、高橋克実だった。ずっと「私の髪型は風に弱いです」とか「基本的にはちびまる子ちゃんのはなわ君と同じ髪型です」とか、髪の毛に関するネタを扱っていたんですが、いきなりのカミングアウト。
    しかし番組中でなにげなく本人はネタにするんだけど、他の出演者は一切そこの部分には触れない。実にデリケートな問題なのだ。タモリもいるしねぇ。
    しかし、逆にさっぱりとしてて新・高橋克実の方がカッコイイかもしれない。新というより「真・高橋克実」の方が正しい表記か?
    でも現在「旧・高橋克実」でネピアのCMに出演中。

    しかし、久々にちゃんと見たんですが「知泉」にあるネタと被るのが多々あってもしょうがないっす。啄木ローマ字日記(微妙に違っていたけれど、あっちの方が正しいかも)とガルバニー電流が被っていた。
    でも「9のかけ算の答えを、文字同士を足すと必ず9になる」というのは、トリビアとしてはどうなんでしょうか?小学校の時に素直にそう思っていたから。
    9×5=45→4+5=9とか言う物。それが3桁になっても4桁になっても。
    う〜ん、判断が難しい。

    先週の放送では「ルパン三世と峰不二子の間には子供が居る」というのも、普通に「ルパン小僧」と言う漫画が発表されているし(雑誌連載をリアルタイムで読んでいた)、その漫画は去年末ぐらいにコンビニで売っている安い単行本になっていたし…。
    ま、私はどっちかというと漫画寄りの人なので「一般人の尺度」でいくと、へぇかも知れないっすけど。

    [2004.04.28-今日の雑学]テーマ『ルパン三世』
    ルパン8世というアニメがフランスとの合作で制作された、フランス側の意向で「主人公がドロボウというのはマズイ」ので探偵という設定になった。
    次元大助のトレードマーク、くわえ煙草はヨーロッパのTVでは禁止事項になっているので、常に加えているのはチュッパチャプスのような棒付きキャンディ(見た目は煙草のように見える)
    タイムマシンで復讐の為にやってきた魔毛狂介の一族を殺害したのは「ルパン13世」(1978年の映画「ルパンVS複製人間」の元ネタ)
    映画「ルパンVS複製人間」でエジプト警察長官(三波春夫)、ソ連書記長(梶原一騎)、アメリカ大統領(赤塚不二夫)という意表をついた声優陣だった。ちなみに悪役マモーの声は2代目水戸黄門を演じる以前の西村晃。
    映画「ルパンVS複製人間」の時、銭形のトッツァンには「5歳になる娘がいると言う設定だった。
    ※ルパン三世は「カリオストロの城」を見て「こんな甘いヤツはルパンじゃない」とそれ以降は全然ダメですが、この映画版は悪役ルパンの傑作だと思っている(あんまりアニメは見ないんですが)。特にエンディングの「三波春夫/ルパン音頭」がいい味です。♪おぉれぇはるぅぱんだぞ〜〜〜ぉ。
  2004年04月29日(木)ダルダル〜〜〜(BY.矢井田瞳)
    咳は治まりつつあるが、やはり出始めると連続でゴホゴホ状態が続く。
    なんかもうダルダルなので、せっかくの天気のよい休日だがベッドに横たわったまま過ごす。思いっきり病人なのだ。
    今日は病院もやっていないし、かといって平日に病院に行けるかというとなかなか難しい。毎日仕事中は「これを何時何分まで」と言うタイムを切られたような状態でわっせわっせと作業をこなして、気が付くと病院なんか開いていない時間と言うことなのだ。
    もしかしたら風邪なんかじゃなく… と言う危惧感もあるのだが、この雑記1996年からの私の体調の変化も書かれていて、読み返すと2年に一度ぐらいの割合で、長期の風邪をひいて泣き言を延々と書いている。基礎体力が無いので一度風邪をひくと長いのかもしれない。
    [2004.04.29-今日の雑学]テーマ『隠されたデビュー』
    矢井田瞳は2000年5月に関西限定デビュー、同年7月にシングル「B'coz I Love You」でメジャーデビューしたとされているが、実は1999年にSEESEEと言う名前で「魔装機神サイバスター」と言うアニメのエンディング曲でデビューしていた。
    矢井田瞳は、どうやらデビュー前はアニメ声優系の勉強をしていたらしく、声優予備軍で結成したアイドルユニット「キラキラメロディ学園」にも在籍していた。
    鈴木杏樹は女優デビュー前に「KAKKO」と言う名前で歌手デビューしている。しかもそのデビューは日本ではなくロンドンで(12inchシングル「WE SHOULD BE DANCING」)
    上戸彩のデビューは美少女コンテストの同期で結成されたアイドルグループ「Z-1」で、歌手活動をしばらくしていた。しかし後に女優になりCDを出した時に「昔からCDを出すことが夢だったんです」などと過去の事はなかった事になっていた。
  2004年04月30日(金)ひとまず
    テレビでは「ものすごい大型連休の会社もあり」と言っていた。
    つまり昨日の4月29日から5月5日まで、ではなくさらに木金曜日も休みにして次の9日の日曜日まで、12連休が最大の休みって事になっているらしい。
    ほとんどあり得ない話だと思うけれど。
    と言うワケで、今日は飛び石連休の真ん中の出勤日。しかも何もしていないのに体ダルダルでぼけっとしている。
    で、相変わらずいきなり咳がゴホゴホ!と激しく出たりするのだが、その時仕事の説明なんかをしていた同僚が「あ、風邪引いた?」などと聞いたりするのだ。
    うむむ、この同僚、私のデスクの数個後ろのデスクでいつも仕事をしているハズなのだが、私が4月初旬から延々1か月激しくゴホゴホやっていたのに気づいていなかった?
    と言うことで、実は自分が思ってるほど他人は自分の事を全然関心もたずにいるという事なのだ。自意識過剰になるなよって事。とはいえ、普通気づかないか?最初の2週間ほどマスクまでしていたんだが。
    自意識過剰になんなよ!と言う戒めでもあるのだ。肝に銘じよ。

    咳と同時に相変わらず例の事に関して続いている。

    とりあえず、この件に関して色々書くのは最後にしたいので、まとめて書く。
    この雑記で上田晋也という人物を取り上げた一番最初はすでに半年以上前の2003年9月19日。
    その時にメールで「上田のしゃべっている蘊蓄は知泉にある物と思いっきりかぶっている」と言う指摘があったのです。
    当時は単行本「知泉」の1を発行した直後だったんですが、その時まで普通に蘊蓄王を見つつ、上田氏が蘊蓄を語る時に「それ知っている!」と先回りしてウンチクのオチを言えるぞと漠然と考えていました。

    で、その時に放送した蘊蓄王を録画して上田氏のしゃべった物を抜き出してみると、サイトの雑学の中にある物が異様に多かった事に初めて気づきました。当時も他の出演者とのかぶりは殆ど無かったんですが。
    あの時は「うんちくネタとしてこのサイトを利用しているのか?」ぐらいに考えていました。あまりにも漠然としていたし、思いこみすぎても電波野郎って事になるので。ま、自分のサイトの雑記にネタ程度に書いてもいいかなと思いつつ。
    その後もメールで「あの番組で喋っていた蘊蓄は」と報告が時々あったのですが、自分自身そうテレビを見ているワケでもないので「そうなんだ」ぐらいに思っていたわけです。

    その段階ではサイトの中に大量にある物をテーマごとに記憶するのはそれなりに大変だろうとは思っていた。
    しかし年末頃からうんちく王などで語る蘊蓄が単行本に記載している物が中心になってきたように感じていた。
    ま、自分も年末から1月2月は「知泉2」を書くために精神的余裕がなくテレビもほとんど見ていなかった。(BGM的に昔録画した音楽番組を流していた)

    しかし、時々見るテレビの中で上田氏がゲスト出演し、そのたびに一言蘊蓄を語る場面に遭遇する事があり、そのたびに「知泉1」に記載されているネタをしゃべっていた。
    で、2月末日に「知泉2」が発行されたワケですが、それから3週間ほど経過した「蘊蓄王」ではいきなり上田氏が「知泉2」からのネタを山盛りでしゃべるようになったワケです。
    で、その後のアメトーク、蘊蓄王特番と続いている。

    その後はあんまりテレビ見ていないので、どうなっているのかは不明。
    メールで「上田さんの出演する番組ばっかチェックして言いがかりを付けているキモいヤツ」みたいな事も書かれましたが、ほとんど見ていないっすよ。
    「蘊蓄王」と「アメトーク」は普段も普通に見ているし、後は「ジョーシキの穴」「チューボーですよ」も偶然見ただけ。「銭金」は時々見るけれど、毎週でもない。

    で、メールで指摘されたんですが「そんなに訴えたいならサイトでうだうだ言っていないで事務所とかに文句言えばいいだろ」とかあったんですが、まず自分のサイトで自分のサイトや本に絡む話題を書いているだけなのでそれをしちゃダメだってのは、何んざんしょって感じ。書いてある事は事実の検証だし。
    そして今まで「生々すぎるかな」と思って書いてなかったんですが、3月19日の蘊蓄王があまりにも知泉ばかりで構成されていたので、その段階で事務所に対しては手紙を郵送しています。

    別段「著作権が!」とか「訴えてやるッ」とか「バラされたく無ければ金よこせ」とか恐喝や上からオラオラッって威圧するような内容ではなく、「編著者としてなんか嫌な感じもするだけでなく、上田晋也というタレントとしてもちょっと格好悪い仕事だし、ヘタすると評価を下げる要因になりかねないですよ」みたいな事を書いて送った
    投函したのが、たぶん4月になる直前だったと思うので、すでに1か月、返信や音沙汰無し。

    それどころか、その手紙以降に出演・録画したと思えるアメトークでは、それ以前に増して、ワザとでは?と思えるほど知泉からの雑学で1番組を終わらせたワケです。
    つまりその知泉をまるまる暗記して使う(知泉全部を記憶しているとは思えないので、あの本の中でも使えると判断した物をピックアップしているんだろうけれど)という事に関して、上田氏本人の意向か、事務所的な意向なのかは、こちらは測り知れませんが「知泉からネタを拾うのは別に問題ないじゃん」と判断しているという事なのでしょうね。。
    つまり知泉の作者も知っていると言うことを認識した上で、あの13個の蘊蓄の内、10個が知泉から(しかも1ページにある物を連続で)を平然とやっていると言うことなのだ。

    つまり「後ろめたさ」も「悪意」も「格好悪い」も思っていないと言うことだと判断しました。
    だったら、このサイトでそれを書くことも何ら困る事は無いわけですね。と思っている。
    別にケンカ越しでもないし、ただ自分の日常に降りかかってきた話を今まで通りに雑記に書いているだけの話なんで。

    27日の雑記で書いた「侍魂のパクリだ」と言う件に関してメールを頂きまして「あれは2ちゃんの上田スレで、上田のパクリ話を逸らす意味でいきなり書かれた物です」と教えて貰いました。
    今、体力的に精神的にキツいのであっち方面は途中からチェックしないようにしていたんですが、未だにそっち方面で色々書かれているみたいです。
    で、チェックした処「上田氏のパクリ」と言う話題を逸らすような感じで「知泉も侍魂からパクっているクセに」と書かれていた。
    しかしそんな事言われても、それが何なのかよく判らないっす。
    確かにその名前のサイトがあるらしいのは知っていたんだけど、てっきり「侍魂=サムライスピリット」と言うゲーム系のサイトかと勘違いして行った事がなかったんだけど、どこがどうパクリなのか不明。
    全文検索しても知泉とのパクリについて書かれている文章はどこにもない。「知泉 侍魂」で検索してもリンク集とかに同時に登録されている物ばっかり。
    う〜むなのだ。

    あと、事務所の公式サイトでは知泉がらみの書き込み等があると即座に消去されるらしい。
    つまり事務所的には「いくら引用しても関係ない」と言いつつ「知られたら困る」状態なのかもしれません。
    あぁ面倒くさい。
    こっちが連絡しようとしても無視されるんじゃ、ここで書くしかないじゃん。

    でも、とりあえず、この件に関してはこの先、積極的にあんまり触れる事も無いかなぁと思っている。なんかウンザリしちゃうし、芸人として格好悪い人のことをいくら書いてもしょうがないし。
    と言いつつ、テレビでまた蘊蓄語っていたりすると…


    [2004.04.30-今日の雑学]テーマ『軍艦マーチ』
    何故いきなり軍艦マーチかと言うと、実は今日に関係ある曲だったのです。

    1900年4月30日:神戸で開催された観艦式で初めて「軍艦マーチ」が公式に演奏された。
    一般的には「軍艦マーチ」と呼ばれているあの曲だが、正式名称は「軍隊」。
    軍艦マーチの中間部(専門用語でトリオ)と君が代行進曲はよく似ている。実はどちらもドイツ人音楽家エッケルトの編曲なので。
    パチンコ店で最初に軍艦マーチを使ったのは、有楽町のメトロ。
    作曲者は「愛国行進曲」なども作った瀬戸口藤吉だが、現在著作権を国が所有している。つまりパチンコ屋などで流される有線放送での著作権利用料は国庫に入る。


     


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