ひねもす雑記
2005年12月01日〜10日


▲2005年12月01日:木:音楽を持ち歩く
▲2005年12月02日:金:不幸な私
▲2005年12月03日:土:また一人
▲2005年12月04日:日:義務教育レベル
▲2005年12月05日:月:イマイチな犯行予告
▲2005年12月06日:火:リアルタイムで、いまさらの話
▲2005年12月07日:水:不携帯電話
▲2005年12月08日:木:責任のハンカチ落とし
▲2005年12月09日:金:色々
▲2005年12月10日:土:2つのプロデュース
  2005年12月01日(木)音楽を持ち歩く
    何万曲でもどうぞ
    PanasonicのHDレコーダーはステレオと連動でSDカード経由で曲を持ち歩けるので「何万曲でも持ち歩ける」みたいな状態が売りになっている。
    現状では色々なメーカーのHDレコーダーが、ライバルとして設定しているのはi-Podだと思う。このカード方式ならi-Podなんかより多くの曲を持ち歩けるって感じなんだろうけど…。

    でも、SDカードって現在は最大容量で1GBで(2GBがすでに出てる?、近々4GBまで出るらしい)、i-Podが最大60GBなので、i-Podに対抗するのは結構大変だと思うのだ。

    現在60GBのi-Podは「約1万5000曲」って設定になっているので、1GB=250曲という計算なのだ。1万曲持ち歩くのには1GBのSDカードを40枚持ち歩かなくちゃいけない計算になる。(データ形式によって圧縮率は違いますが)
    1GBのSDカードの値段はちょっと解らないけど、1万円だとして40万円かかります…。
    CMでは「何万曲でも持ち歩ける」と言っているので1万曲ではなく、2万曲以上の事だと思うんですが、そうすると100万円かかることになりますな。(iPodの60GBは5万円でお釣りが来る)
    でも、一回の外出に250曲あれば十分だと思いますが(1曲4分で1000分=16時間以上)。

    ちなみに某雑誌によると2005年11月上期のHDプレイヤーのメーカー別シェアで、Appleは78.9%だそうで。
    ソニー6.3%、クリエイティブメディア5.3%、東芝3.6%、iRiver 3.0%、その他2.9%。
    機種別の上位5位は、
    1位i-Pod.30GB白(24.2%)、
    2位i-Pod.30GB黒(17.5%)、
    3位i-Pod.60GB白(8.5%)、
    4位i-Pod.60GB黒(8.2%)、
    5位i-Pod.20GB(7.6%)
    だそうで、5位ですらソニーの全HDプレイヤーの%を上回っているって、とんでもなく独走状態なんすね。

    Mac信者がこうやって自慢げに結果を書く事なんて、そう滅多にある事じゃないので、自慢げに書かせて下さいな。
  2005年12月02日(金)不幸な私
    広島で小学1年生の女の子が殺害され、段ボール箱に入れられて遺棄されていた事件。
    犯人は現場すぐ近くに住んでいた日系3世ペルー人男性という事で、決着した。
    弁護士には「私の中に悪魔が入り込んでやった」などと供述している。宗教観の違いなんだろけれど、キリスト教などにある「性善説」てヤツですな。
    罪を憎んで人を憎まずってのも、この辺の宗教観から来ている物で「悪い行いは悪魔にそそのかされて…」てなことなのだ。
    もっとも日本語の中にも「魔が差した」というものがあるので、これは昔からどの民俗でも同じような考えなんだろうなあ。でも「悪魔が、悪魔が」と連発されると、いろいろ面倒くさい。

    民族的違いなんだろうけれど、ペルーではこの事件が報道され、ペルーに残されていた奥さんと二人の子供がTVに出ていた。
    日本で放送されている限りでは、顔にモザイクが掛かっているんだけど、どうもあっちのテレビではモザイク掛かっていない状態みたいなのだ。(生でやっているハズのペルーのワイドショーにも子供連れで出演していたし)

    そしてそこで最初は奥さんは「あの人がそのような事をする人では」とか言っていたんだけど、事件が確実な物となった後、奥さんは盛んに「私は不幸だ」と連発。
    事件の遺族や、犯人となったダンナの事に触れるワケでもなく、何はともあれ「自分がこんな事件に関係して不幸だ」と繰り返し主張する。これ辺りも国民性なのかなぁ。

    かつて日本人が莫大な金を横領して貢いだ事件「チリ人妻アニータ」の時も、渦中の人アニータが堂々とテレビに出て「私こそ被害者だ、彼は凄い金持ちだと思って付き合っていたのに犯罪者だったとは。裏切られたのは私です」などと繰り返し主張していた。(で、貢がれた金は一切返さず)
    少ないサンプルしか無いので断言は出来ないけれど、アニータと犯人の奥さんにはどうも同じニオイがするのだ。

    P.S.
    その後、犯人がペルーでも幼女暴行の前歴があり、今報道されている名前は不正に入手した嘘の名前が書かれているパスポートによる物らしい。(前歴があると国外に出られないので)

    aiko
    テレ朝「MUSIC STATION」にaikoが出ていたんだけど、同時にTOKIOが出演していた。
    そのTOKIOの国分くんとaikoが交際しているってのが発覚したのは確か、キムタクの結婚した当時だったと思うので、すでに4〜5年前なんですが、MSUCI STATIONに関しては「意図的?」と思ってしまうほどaikoが出演した回にTOKIOが出演することが多いような気がするのだ。

    とりえず知誕Wikiの中にあるaikoが出演した回を全部拾ってみたところ、現在まで28回出演しているのだが、その内、TOKIOとの共演は11回もある。
    それってかなりの高確率だと思うのだ。

    これ辺りは、ジャニーズ的には国分くんは「彼女がいても人気には関係ない」って判断なんでしょうかね?あるいはキムタクが結婚しても人気下がらないので「結婚・恋人はイメージダウンにならない」と判断した結果なのか。

    ちなみに今回はTOKIO長瀬くんとかつて噂のあった浜崎あゆみも出演していた。
    ついでに宇多田ヒカルは通常サイズになって出演していた。
  2005年12月03日(土)また一人
    ギルバート・お猿さんではなくオサリバンてぇ言うと何はなくとも「Alone Again」でありまして、彼のベスト盤は数多く出ていますが、ほとんどの人がこの曲だけを目当てに買うというわけです(Clairとか名曲は他にもあるんですが)。

    でも「本当に音楽好きならベスト盤なんかじゃなく、オリジナルアルバムを買え!」とマニアはいうのですが、実はこの曲、オリジナルアルバムには収録されていないシングルヒットなんでありまして、そうなるとベスト盤を買わなくてはいけないわけです。
    そのベストアルバムがとんでもない量出ている。(選曲はほとんど同じなんですが)

    ちなみにこの曲「アローンアゲイン:またもや独りぼっち」なんてタイトルですが、実はラブソングではなく、母親が死んでしまって絶望の淵にいる男性の歌。母親の年齢が65歳と曲中に出てくるので、そんな子供でもないので、かなりマザコンっぽい。
    「今、近くの塔から飛び降りることも平気で出来る」と、母親の死に対し自殺まで考えるほど激しく落ち込んでいます。

    当時、日本盤としては九重祐三子(初代コメットさん)が「また一人」のタイトルでカバー。

    被害者はどうなればいいのか?
    姉歯物件とよばれる、ヒューザーを中心とした欠陥住宅に関し、国がその肩代わりをなどという案も出かかっているが、これも難しい問題を抱えている。
    住民にとって、今抱えている負債が無くなるっているのは「俺達なにも悪いことしてないから、当たり前じゃん」の世界なんだけど、結局この案で一番トクをするのは、ヒューザーを初めとする連中。
    肩代わりであって、その負債は返してもらいますよ、という事になっているのだが、どう考えても返せるワケもない状態。会社を潰して、自己破産してしまえば「気楽なもんすよ」て感じになる(逮捕はされると思うが)。

    住民も確かに日々税金を納めているので、その国民に対して国が援助するのは当然という理屈も通るんだけど、実際の事を言ってみれば「違法建築」と呼ばれる物はこの耐震構造偽造だけじゃなく、個人住宅でアチコチに存在する。
    それらなんかも、いつ倒れても不思議ではない状態を補強してなんとか持ちこたえている状態。この手の人だって住宅に関しては犠牲者で、家のローンと同時に補強工事のローンも重複して支払っていたりする。

    地震で倒壊したって事で言えば、阪神淡路の震災でマンションが崩れ住めなくなった人々の中には25年ローンとかを未だに支払っている人もいる。
    こっちなんかはリアルに、地震に持ちこたえる事が出来ないマンションを買わされた人々で、すでに存在しない建物の代金を支払い続けている。それらのローンに関して国は税金投入なんてしてくれなかったと思う。(微量な援助はあったんだろうけど)
    当時のインタビューでも、前年末ギリギリに転居してきた住民が「たった2週間しか住んでいないのに、この先10数年もローンを払い続けなくてはいけない」と訴えていた。

    そう考えていくと、不公平じゃんて事になってしまう。
    凄く難しい問題を抱えているのだ。
  2005年12月04日(日)義務教育レベル
    前にも書いたけれど、教科書レベルの問題を出すクイズ番組がこの秋から冬にかけて何故かいくつもある。

    その元祖は「平成教育委員会(フジ)」だと思うけれど、平成教育委員会の場合は「なるほど!」とポンと膝を叩くような意地悪くひねった問題とか、番組オリジナルの問題を出してくる。しかも問題レベルはそこそこ高い。
    しかし、先日たまたま見た「全員正解あたりまえクイズ(TBS:タイトルうろ覚え)」とかいうのには、ちょっと愕然としました。

    10数人の芸能人が席に座って問題を解き、全員が正解したら賞金が出るという物だったんだけど、最初「小学校6年生の問題です」と始まった問題。クイズに出すレベルかなぁとか思いつつも、微妙に引っかけな部分もあるので間違える人もいるだろうなぁ」と思っていたら半数以上が不正解、回答者の芸能人は「え〜難しいよぉ」などと言っている、とりあえず義務教育・小学校6年の問題ですが。
    で、徐々に難易度を下げて、小学5年、小学4年となっていくんだが、常識レベルでいって「何故間違える?」という状態。
    普通のクイズ番組は徐々に難易度を上げ、出演者をふるい落とすんだけど、これの場合は、逆に徐々に難易度を下げて出題者全員が答えられるまでいくって趣旨らしい。
    最後に「小学1年生の問題です」と出されたものにやっと全員が正解したのだが、スタジオは異様に盛り上がり「やったぁぁぁ!」と雄叫びを上げる人も。そして、約束通りに賞金ゲット。
    しょうがっこう1ねんせいのもんだい、せいかいしてうれしいですか?(とりあえず、その人達にも読めるように平仮名で書いてみました)
    なんかもう「クイズ」って何?と考え込んでしまうような状態。
    これって番組として面白いの?
  2005年12月05日(月)イマイチな犯行予告
    模倣犯?
    広島の小学生殺人事件から1週間と置かずに発生した、小学生殺人事件。
    いわゆるこの手の事件ってのは報道されていると、なぜか刺激を受けてしまうのか、逆に「俺ならもっと完全犯罪として捕まらない自信がある」ということなのか、模倣犯が出てくる。

    かの池田小学校の事件の後も各地で小学校を狙ったような事件が頻発した。中には、某幼稚園に変な女性がやってきて保母さんに向かって刃物を振り回したという事件が起こり、これも模倣犯か!と大騒ぎになった所、犯人は保母さんの狂言だったなんて事もあった。

    模倣犯で酷かったのは、和歌山の毒入りカレー事件の後、ほんとうに各地色々な場所でポットなどに毒が入れられる事件が頻発した。これあたりだと、誘拐とかと違って、誰にも知られない場所でこっそり犯罪が行えるので、体力や行動力の無い人にも模倣しやすかったんじゃないかと。
    ま、他の犯罪見て早速感化されて実行に移す段階で、ダメダメ人間って事を証明しているような物なんですけどね(といってオリジナル犯が優秀って意味じゃないっすよ)

    イマイチ
    今回の栃木県での事件は別の意味で波紋を呼んでいて、和歌山県の市長が何かの席上で「広島の事件もアレだが、栃木県今市市もイマイチな街で」と、あまりにも定番の親父ギャグを公式な場で語ってしまった。
    いわゆる親父ギャグってのは、定番中の定番の誰も恥ずかしくて使わないようなダジャレを言う場合が多いんだけど、これは親父ギャグってモノ自体が、前頭葉はほとんど使用しないある種、反射神経というか、自律神経が関わっているような物だからしょうがないのだ。

    会話の最中に自分のボキャブラリーの中に存在しているダジャレキーワードが出てくると、どんな会話の最中だとしても言わずにいられない。
    まさに「据え膳喰わぬは男の恥」みたいな状態で、出されたものは確実に!てな感じで、上記のことわざが会話に出た場合も「スウェーデン喰わぬは男の恥」などと、流れを無視しても言いたくなってしまうワケです。
    和歌山市長の言葉はまさにそんな感じで、とんでもない事件だとか公式の場だとか、まったく関係なく無意識レベルで慣用句として口から出てしまった物なんだろうなぁ。今市市はイマイチ。

    犯行予告
    もう一つ、今回の事件では「もしかしたら2ちゃんねるで犯行予告?」というのも話題の一つとなっている。
    「小学校の下見は十分にやった、近々実行に移すだけだ」とか「私は犯罪者予備軍から犯罪者になる」とかの書き込みが、事件の発生する数日前から何度も書き込まれ、事件が起こった前日まで続いた。(実行していないけど、実際に同様の事件が起こったので書き込みを辞めたというケースかもしれない)

    実際に今回の事件の犯行予告かどうかは解らないけれど、2ちゃんねるなど掲示板で「どうせ誰が書いたのか解らないだろ」ということで、デタラメな事を書く人は多々いますな。
    例えば芸能人関係の場所では「爆笑太田を殺す!」とか「内村は死にました」とか、を最近見かけましたが、これらは何かの罰を与えようと思えば十分に可能ですな。何を書いても良いってワケじゃない。

    自分も経験あり
    それ故に、爆笑問題の太田氏は「2ちゃんねるは怖いので見ない」などと公言してます。ま、そんな発言を受けて「太田はチキン野郎」みたいな書き込みをするアホな方もいますな。
    誰だって自分の事を名指しで批判、それも論理的ではなく感情的に、さらに殺すとか書かれた日にゃ読みたくもないって。
    上記の犯行予告?と思われる文章が本当か偶然に(広島の事件があったので、それに絡んでだとは思うけど)書き込んだものなのか不明ですが、それをホンの軽い気持ちで書いた人は今かなり焦っているだろうなぁ。いつ警察が…と。

    ネットは自宅で一人の空間で出来るし、掲示板などで対面する人もなんだかんだ言っても文章ででしか接していないので、ネットの向こう側にあるのは架空の世界でゲームをやっているかのような気になってしまう人もいるんだと思う。
    ゲームなら途中で飽きて、デタラメやっても電源切れば何事もなく少し前に戻って続きが出来るけど、ネットは「現実社会と繋がっている」という部分を忘れちゃうんだろうなぁ

    自分の場合は、こうやって名前も晒しているので(元々、苗字だけだったけど、本を出した段階でフルネーム公開になってしまったわけで)、今ここに書いている意見は逃げようもない自分の意見でやんす。
    時に、世間の一般論を否定する事もあるけれど、自分の中でちゃんとバランスとって理論的に書いているハズ。これまでネットに関わって、激しくグッタリする事件にも何度か遭遇しているので、色々な部分を肝に銘じているのだ。

    ※ダジャレを扱って成功した番組に「ボキャブラ天国」ってのがあるけれど、あの番組が一番人気があってそこからボキャブラ芸人とか呼ばれる人々が出てきた時の司会者はタモリ。 タモリは実はお笑いパターンの中で一番ダジャレが嫌い。 ボキャブラをヒロミに譲った状態で別の番組「タモリのネタでNightフィーバー」を始めた時、出演者がボキャブラ的な繋がりでダジャレをいった瞬間「私はダジャレが一番嫌いです、この番組ではダジャレ禁止」と宣言した。
  2005年12月06日(火)リアルタイムで、いまさらの話
    たった今、この雑記を書いているのが2005年12月06日なのだ。世間では普通の事かもしれないけれど、当日の雑記を書いているなんて凄い快挙。
    ま、このまま安心して次に書き始めるのが2週間後なんてパターンもあり得るから気は抜けない。
    てことで、現実社会の仕事も以前ほど逼迫しているワケでもなく(忙しいですが殺人的ではない)、精神的余裕も出て、ニュースを見て自分の中でかみ砕く事も出来る。

    気が付けば12月6日ですが、ちょっと前の話。
    日本では結局ハロウィンなんて物はそ〜んなに定着してないワケですが、11月初旬に近所の100円ショップにいくと、ハロウィン関係のグッズが山盛りになっていて、その数日後にはそれがほぼ完売していた。って事は、ハロウィンは定着しているのか?
    でも日本では「ハロウィンって仮装パーティする日でしょ」みたいな解釈なので、このまま定着するのもどうかと思う。

    そんな中、イギリスでは悲惨な話があった。
    とある人物がハロウィン直前のとある日、何もかもに絶望して首吊り自殺をした。その人物は、死体がなるべく早く発見されるようにと、通りからよく見える木を使って自殺したのだが…
    多くの人が通勤でその前を歩いていたが、みんな「ハロウィンの飾り付け」だと思って、悪趣味だなぁと笑いながらその前を通り過ぎていったという。
    おそろしや。
  2005年12月07日(水)不携帯電話
    自分の携帯電話は繋がらない事が多い。
    それは鞄に入れ忘れ自宅の机の上に置いてあることが多々あるので。って、全然「携帯」じゃないじゃん。
    それ以外にも逆に鞄に入れっぱなしでとうの昔に電源が切れてただの物体になっている場合もある。

    「月曜日、携帯に電話したけど不通だったよ」と友人に日曜日に言われ、鞄の中の携帯電話を見ると案の定…って事もある。つまり、月曜〜日曜まで全然気が付かないってことで、そこまで私の場合は携帯不要の生活をしている。
    自宅にいる時は、多くの友人はそれを見越して自宅の電話に掛けてくるのでなおさら。マジに携帯電話は使っていない状態なのだ。

    昨日、帰宅途中で御機嫌な感じでカーステレオがんがん鳴らしていた所、なんか変な不協和音が聞こえる。あれ、この曲そんなアレンジだった?と考えてみた所、鞄の中から曲が流れているのだ。
    てわけで、路肩に車を止め携帯電話に出ようとした瞬間、呼び出し曲が止まった。掛けてきた相手が友人M岡氏だったので、折り返し電話をする。
    この時、視線の片隅に「バッテリーがごく僅かで点滅」というアイコンが入ってきていた。
    M岡氏と会話をして電話を切った瞬間、携帯電話からピピピピピピピ…と電子音が、そして次の瞬間ピロリロリ〜ンと「電源ナッシング警告音」がして携帯電話がただの物体に変化した。
    さっきのM岡氏との会話で最後の力を振り絞ってしまったのだなぁ。そんな風に電源を使い切ってしまった事を把握しながらも、夕べ帰宅してから充電もせず、現在鞄のなかにただの物体が転がっているのであった。

    当て字
    「石ノ森章太郎る」と書いて「あてじをす-る」と読みます(嘘)。
    今日見たものでは受験関係の本で「合格る」で「うか-る」とタイトルに書かれている物。そんな読み方するヤツは絶対に受からないと思う。
    「不合格い」「うからな-い」
  2005年12月08日(木)責任のハンカチ落とし
    拝啓 ジョン・レノン
    ジョン・レノンが亡くなってから早25年。
    2002年の同日の雑記に、当日の事を書いてあるけれど(2002年12月08日雑記)、あの日からすでに四半世紀。当然、今20代の人には「歴史上の出来事」でしかないワケで、自分に置き換えてみると「ケネディ暗殺」と同レベルの過去なのだなぁ。

    でも、最近とくにジョン・レノンファンとしては嫌だなと思うのが、オノヨーコなんかが出演して「Love is 」とか言っているヤツとか、どっかの生命保険会社がジョンとヨーコがジブラルタルで挙げた結婚式の写真を使って愛の尊さを歌っているCM。
    あのね、ジョンはね、元々美術学校時代の同級生シンシアと結婚していて、彼女はデビュー前からジョンを支え、アイドル的人気だったジョンのタメにマスコミから隠れつづけ、子供のジュリアンもほとんど知られず、ときどき帰ってくるジョンを待ち続けていたんだよね。そこに登場した日本人女性オノヨーコとジョンは不倫関係になり(当時、ヨーコは前の旦那との離婚調停中)、シンシアとジュリアンはすっぱり切り捨てられたという過去があるんだよ。
    その上で「愛は素晴らしい」って…。

    ビートルズの「Hey Jude」はポール作だが、これはジョンの長男ジュリアンの事を歌っていて、大切な人に捨てられた事に関しなぐさめている内容
    ちなみに、ジョンはヨーコとの結婚後、お手伝いさんだった中国人と不倫関係になり、一時期ヨーコが別居している。

    悪いのは誰
    姉歯が「身の危険を感じる」とか「精神的に不安定だ」とかを理由に2度目の参考人招致に応じず。前回の時に「必ず絶対、精神的に落ちついたら出むきます」とか言っていたんだけど、それは今の状態では永遠にやって来ないと思う。
    このままでは自殺なんて最悪な結果に向かってしまいそうなので、強制的に警察などが動いて身柄を確保しなくちゃダメだと思うのだ。今は友人宅などを転々としていると言われている。
    (しかし、これだけマスコミが詰めかけている中、どうやって脱出したり、移動しているんだろ?まさか、髪型を変化させて変装とか?)
    自殺ってのが一番ダメな結論で、自分的には自殺することで責任をなんて考えちゃうんだろうけど、それが一番結果を曖昧にさせ事件を長引かせてしまう事になるんだから、それは選択しちゃいけない。

    事件発覚後のインタビューの時に「なぜそんなに仕事を入れたのか」という質問に 「妻が病気がちなので大きなお金が必要だったんですよ」などと答えていた。どうも、そのことに関して姉歯は妻側の親戚から「責任を奥さんになすりつけるつもりか!」と怒り心頭の説教をされたらしい。
    今回の事件に関しては誰も「自分が悪かった」と言っておらず、あっちが悪いという言葉の応酬合戦。どう考えても全員が悪いんだから、誰が悪人という順位決めほど虚しい議論はないっす。

    やっぱり悪いのは誰
    とある高校生男子が自殺した。その件に関し母親は「大きな声が出ない病気なのに、部活の先輩達がそのマネをしてからかったり、別の時は1年生が連帯責任で座らされハンガーのカドでこづかれた、その事で不登校になったり、家出をしたりするようになった」とテレビのインタビューに答えていた。
    それに対し学校側は「イジメというほどの行為ではないし、問題は家庭の方にあったのでは?」と延べている。
    事実関係は、双方が勝手に意見を述べているの正しくはよく解らない。
    でも、中学生や高校生が問題を起こした時に、すべて学校側の責任のような論調になってしまう現状はちょっと問題あるとずっと思っていた。

    今回の問題を、現在出されているカードだけで考えてみると、学校で嫌な事があったからといって家出するてのは少ないと思う。基本的には引きこもってしまうのが最善策だと思うので。
    家出するってのは現状打破の中に「家の中に居場所がない」ってのが有るのではないかと。

    つまり、学校に行かないことに関して親がどんな対応をとっていたか?という部分で、行き場を失うか失わないかって結論になるんじゃないかと思う。もちろん学校に行きたくないって意見に素直に「じゃしょうがないね」というのも問題ありですが。
    どっちが悪いってワケじゃなく、少年の気持ちを察すると「逃げる場所がない」という袋小路に追い込まれてしまったんだろうなぁ。そして、今の「アッチが悪い」「ソッチが悪い」と責任を押しつけた論調の親と学校、そんな状態が一番の原因のような気がする。
  2005年12月09日(金)色々
    ドラえもん新刊
    ドラえもんの新刊。諸事情により単行本未収録作品のみを集めた特別編集単行本「+(プラス)シリーズ」の4巻が出ている。
    とりあえず20年以上前から単行本を買っているのでコンプリートする目的で購入。
    このシリーズの中には、流れの中で抹殺されたスネオの弟が1回だけ出てくる話や、ドラえもんのキャラなどがまだ定まっていない時代の物もある(ドラえもんの方が世間知らずで問題を起こし、のび太がフォローする)。あるいは、学年漫画に同時に何作品も掲載していたので、のび太もドラえもんも低学年向けになっている物もある。
    中には作品としても十分面白い物もあるので、未収録だった理由は色々なんだと思うけど。

    ドラえもんのパターンで、スネオが何か新しいオモチャを購入しそれを自慢して、のび太がドラえもんに泣きつくという物がある。時代によって、そこに描かれてるのが超合金ロボットだったり、ポケット電子ゲーム機だったりするんだけど、徐々に時代は進化して、スネオが「プログラムで自由に動くロボット」を自慢し、のび太が… という話も載っている。
    でも、のび太の所には人工知能を完備したロボットがいるのに。

    狂言も狂言?
    長野県の岡谷市で行方不明になっている小学5年生男子児童に関して、唯一行方不明後に閲した女性の「一度保護して家出風呂に入れ食事もあげたが、夜になって「帰る」と言い出したので、最初に立っていたファミレスの前に連れて行った所、若い男女の載った白い車が来て男の子を乗せていった」という証言が全部嘘だった事が判明。そんな事を言ったのは注目を浴びたかったということらしい。

    最初報道された時から「な〜んか変」という印象だったので、やっぱりねぐらいしか感想は無いっす。
    だって、行方不明とか家出している子を見つけたらまず警察に連れて行くとか、事情があって家に連れてきたとしたら自宅に連絡させるとかするだろうって状態なのだ。しかも「岡谷に帰る」と言っていたらしいんだけど、岡谷は親戚の家の場所で自宅は諏訪市だからねえ。
    で、本当に何も関係なくて狂言だったのか?という感じもしちゃう話でもあるのだ。

    古いニュースを読む新聞
    ふと思ったんだけど、最近はニュースは基本的にTVのニュース及び、朝の番組のニュース的開設で知り、ネットでそれ関係を読む。
    で、本来「新しい事柄を知り得る」ハズだった「新聞」というメディアはなんだか「起こった事件、もうみんなが知っている事件の総まとめ」でしかないような気がする。それも当然のことながらネットでまとめは付いている。
    一部には「TV番組をしるためのもの」だった新聞もすでにネットに代わってしまっている。

    ネット上で大手の新聞社がサイトを開設し、そこでニュースを配信しているけれど、あれってどのような意図があるんでしょうかね?やはり、まだまだ新聞は安定しているので..って事なんでしょうかね。
    資源のムダとか、毎朝配達するのが大変だとか、すでにデメリットの部分しか見えてこないメディアに成り下がっているのではと、思ってしまう。
    もっとも、ネットというのもが一般的になっていると思いこんでいる世代以外では今でも純然たる新聞はメディアとして機能しているのかもしれないけれど。
    ついでに、新聞のオマケに社説とか書かれているけれど、それがどう考えても世間とズレまくっていて、世の中に置いてきぼりになった爺さんが「ワシが正しいんじゃい」と小言を言っているようにしか聞こえない時がある。

    ま、そこで小言を言われている若者のほとんどはハナっから新聞読まないので、その声は届かないけれど。

    低ッ!
    ナショナルのストーブが不完全燃焼で危ないってことで、今、かなり大量に「ナショナルからのお知らせ」というCMが流されている。その本数はとんでもない感じで、いったいいくらぐらいつぎ込んだのだ?」という状態。
    もちろんこの先、このストーブで死亡事故が起こってはいけないので全社挙げての必死な告知なのは理解できます。
    が、他の「注目浴びなくちゃ!」とやけに派手なCMの間にいきなり「ナショナルからのお知らせです」と激しくテンションが低いナレーションで始まる告知は、なんか悪夢にうなされそうな状態なのだ。
  2005年12月10日(土)2つのプロデュース
    野ブタをプロデュース
    「野ブタをプロデュース」を見た、第1話を偶然見て、第2話も見たのだが、久々に見たら来週が最終回。そうか、そうなのか。
    で、エンディングを見ていると主役の一人、山下智久だっちゃが「特別出演」になっているってのはどういうモノなんでしょうかね?
    もしかしたらジャニーズ的には「亀梨と山下はそれぞれピンで主役を張れるけれど、今回は準主役って事で」なんすかね。

    野ぶた役の堀北真希にはあんまり興味ないんすけど、今回の話の中で「髪の毛を縛って顔を出した方が」ということで髪の毛を縛ったんだが、それでちょっと「おお」と思った。
    自分は今までショートカットマニアかと思っていたんですが、どうやら首筋マニアかもしれない。って、何こんな所で自分の性癖暴露してんだか。

    秋元康がプロデュース
    秋元康プロデュースの秋葉系アイドルグループがデビューしたんだけど、なんか逆にいまさら秋葉?という気もする。もう、秋葉は舞台としてフォーマットが出来上がっているから、新規参入はキツイでしょ?しかも今さら秋元がアイドル?って感じも。(モーニング娘。人気が落ち着いたので今というタイミングなのかもしれないけれど)
    報道では「おニャン子クラブを彷彿とさせる」みたいな描き方をしているけれど、その写真を見ると制服をデザインした揃いの衣装で並んでいる女の子って事で「制服向上委員会」とか、地域密着とすると「南青山少女歌劇団」って感じなのだ。
    って、普通の人はその2つのグループ名なんて知らないでしょ?自分も、当時から名前だけは知っているけれど曲とか聞いたことないし、当然動いているのも見たことないっす。



     


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