知泉的:語源&由来辞典
ウインナーコーヒー(wiener coffee)
・濃いめのコーヒーにホイップクリームを載せた飲み物。

【語源&由来】
オーストリアの首都・ウィーンの名前を由来とする「ウィーン(Wien)風(ner)コーヒー(coffee)」のこと。
実はこの呼び名は日本独自のもので海外では通用しない。
海外ではアインシュペナー(Einspaenner)と呼ばれるホイップクリームを載せるコーヒーがあるが、それに近い。
いつ頃からウインナーコーヒーと呼ばれるコーヒーが登場したのかは定かではないが、60年代の終わりごろとされる。しかしなぜそのように呼ばれるようになったのかは不明。
「アインシュペナー(Einspaenner)」は「1頭立て馬車を操る御者」という意味。
御者がご主人様を待っている間に甘いホイップクリームと苦いコーヒーを同時に味わったことから来たとされる飲み物。

【メモ】
昔からよくあるネタでは、喫茶店で注文されウインナーとコーヒーを出したというもの。
ウィンナーソーセージも「ウィーン風ソーセージ」という意味だが、ウィーンではそんなことを言わない。そもそもソーセージのほうのウィンナーも和製英語。
表記などは「ウインナー」なのか「ウィンナー」なのか店によって揺れがあるが、全日本コーヒー協会ではウインナーコーヒーと表記している。

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【関連項目】
ウインナー(wiener)





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