★昔から「霧の都」と呼ばれるロンドンの霧の大半は自然現象ではなく、工場の煙や暖房用の煤煙などが空気中に漂っている人工的なスモッグが原因。
※昔からイギリスの周囲を流れる海流がドーバー海峡でぶつかるために霧が発生しやすい場所でした。
しかしこれが「霧の都」とまで呼ばれるようになったのは、18世紀後半の産業革命以降、無計画に大量に吐き出された工場の煙や暖房用の煤煙などが流れずに留まったためにスモッグとして街中を覆うようになったもの。
※20世紀初頭に書かれたシャーロック・ホームズの中では「ミルクを流したような霧」と書かれるようになってしまったのです。あまりにも酷かった事から1956年にイギリス政府による空気清浄法という法律が施行されて、現在は昔の半分ほどの濃度になっている。
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